あらすじそして私たちは水原さんの別荘に向かって出発した。途中、海岸の展望台で休んでいた時、不意に昌幸さんに母のことを訊かれた。母は優しい人だったけど、どうして急にそんなこと…? 母は昔、私と同じ髪型でそっくりだったから、もしかして昌幸さんの夢の女って母だったりして……な~んて、そんなことあるわけないか(笑)
昌幸さんが少しずつゆずに心を開いて、ラブラブになっていく様子が読んでいてとても楽しい。悪夢のせいでゆずに冷たい態度をとってしまっていた昌幸さんですが、それは悪夢から逃げていたということなのでしょうね。ゆずの真っ直さと強さが昌幸さんを動かし、悪夢に立ち向かわせていきます。 ゆずが大人しそうな外見に反してぐいぐいと引っ張っていく行動派なところが、繊細な昌幸さんにはぴったりなんだと思います。ラブラブになってからの昌幸さんは大変あまーいです。このギャップにドキドキ。 そして悪夢の中で昌幸さんを殺す女はゆずなのか、別人なのか、悪夢が現実となるのか、そうしたミステリーの要素が入っているところも、この漫画の面白さです。