月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 1巻
この人は私の好きな人じゃない。手の感触も息遣いも全部違う。同じDNAを持った別の人―――。令と臣は双子の兄弟。私、奈都とは幼馴染でいつも3人一緒だった。でも、私が好きになったのは1人だけ。私は令が好きだ。だけどその時はまだ、気付いていなかった。太陽を目指して月の明かりを頼りに歩いていることに…。そして高校受験を控えたある日、令が不治の病に侵されていることを知る。私達3人の歯車が、狂い始める―――。「令は“おきて”で臣は“家来”。双子でも、役割があるんだよ。臣…お前には譲らないから。お前は後でいいだろ。俺がいなくなってからで。」※この作品は【危険恋愛M】vol.69でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 2巻
ずっと気づかずにいた。私は太陽を目指して月の明かりを頼りに歩いていたことに。令はもう長くは生きられない。「臣…お前には奈都を譲らないから。お前は後でいいだろ、俺がいなくなってからで。お前に出来るならね」※この作品は【危険恋愛M】vol.71でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 3巻
ずっと自分の名前が嫌いだった。でも奈都がこの名前が俺にピッタリだと言ったから、絶対裏切らない自分を守ってくれる信用できる人の名前だと、君が、そう言ったから、俺は、お前に尽くすよ…。※この作品は【危険恋愛M】vol.73でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 4巻
令に求められるまま、私は応じた。朝になり、動かない令。呼んでも、叫んでも、もう二度と会えない。※この作品は【危険恋愛M】vol.75でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 5巻
私は高校生になった。令がなれなかった高校生。そこでまだ令が生きていた頃と同じように弓道を続けている。転校生が来た。臣…!? ※この作品は【危険恋愛M】vol.77でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 6巻
臣。何故この街に帰って来たの。「お前に会いたかったからだよ」「あの時」「令が階段から落ちたあの時」「俺が押したんだって言ったら?」※この作品は【危険恋愛M】vol.79でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 7巻
俺が押したんだって言ったら…? 臣…、何を…言っているの…。「冗談だよ」本当に…? 今夜は月がない。新月だ。真っ暗で迷子になりそう。臣は、何を言いたかったの。※この作品は【危険恋愛M】vol.81でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 8巻
月が少しづつ姿を現す。急に生理が来た。よく生理不順になる。初めて生理が来たのも遅くて中3の終わりだった。令との事があったあとだった…。令の墓前に臣。微笑む。「少しづつ、お前が当然の様に持っていた物、もらっていくから」※この作品は【危険恋愛M】vol.83でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 9巻
臣が弓道部に入ってきた。私とは昔みたいに仲良くは出来ないと言ったくせに、どういうつもり…? 今週末は、弓道部の合宿がある。臣も…来る。相楽先生は、何かを知っているみたい。「そういうことしてるとまた同じことになるよ」※この作品は【危険恋愛M】vol.85でもお読みになれます。
月下のふたり~もういない君は、この恋を許さないだろう~ 10巻
先生に殴りかかった臣。相楽先生が過去の事に触れたから? 私をかばって……? 臣は、昔から何でも一番に気付いてくれた。令よりも先に。でも私は、子供の頃から一緒にいても臣の事を見ていなかったのかも知れない。こんな状況で初めて、臣をちゃんと見たような気がした。※この作品は【危険恋愛M】vol.87でもお読みになれます。