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ここは中東シリアのダマスカス。世界の中でも最も古い町の一角で産まれた一匹のノラ子猫と、その子猫を見守る漫画家ヤマザキマリがおりました。――世界のどこへ引っ越しても私のそばには猫がいた。「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリが愛猫ゴルムの目を通して描いた中東シリアでの日々!
ここは中東シリアのダマスカス。世界の中でも最も古い町の一角で産まれた一匹のノラ子猫と、その子猫を見守る漫画家ヤマザキマリがおりました。――世界のどこへ引っ越しても私のそばには猫がいた。「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリが愛猫ゴルムの目を通して描いた中東シリアでの日々!
ミステリー作家・朏 素晴(みかづき すばる)は、自らの想像の世界を邪魔する他人が苦手。そんな素晴の元にやってきたのは、一匹の猫。その不可解な行動を見ているうちに、小説のネタが浮かんできて……!? 不器用男子×一匹の拾い猫。 ふたりでみつける幸せぐらし。人と猫、W視点で贈る物語。猫のきもちが知りたい人、必見です。
ある日突然、愛犬が子ネコを拾ってきたら? Cheese!本誌で大人気ネコショートが待望のコミックス化!! 「ある日、うちの犬が拾ってきたのは、2匹の小さな子ネコでした。」とある小説家に飼われている大型犬・ペリタス。彼は散歩中に、捨てられていた2匹の子ネコに出会う。ペリタスは弱っている2匹を放っておけず、主に内緒でこっそり屋敷に連れ帰ってしまった。しかし、屋敷で(ペリタスの)水を飲み、(ペリタスの)ごはんを食べた子ネコたちは、みるみるうちに元気に。そしてそうなると、まだまだ幼い子ネコたちが空気なんて読むわけはなくて… 主に見つからないようにとドキドキするペリタスは、子ネコたちをうまくかくまえるのか…! 真面目で優しい大型犬×やんちゃな子ネコ2匹。可愛くて楽しくて、ちょっぴりきゅんとする“家族のものがたり”、待望の第1巻!
最近、ボクは気づいたんだ。このクラスの担任の先生が「ネコ」だって事に……むにゃ……職員会議はみんなお昼寝中。えええーーっっ、校長先生まで「ネコ」だなんて……か、かわいい……ボクの先生は、もふもふしてて……肉球がピンクで――「ネコ」なんです。
ものすごい数の国境を超えた引っ越しを繰り返すヤマザキマリとその家族。 この漫画の舞台である中東シリアの首都ダマスカスには、旦那さんのベッピーノの希望により移住することとなり、そして再びイタリアへ引っ越す2ヶ月まえに出会う猫・ゴルムとの日々を描く。というよりゴルムの目線で物語は語られる。 世界中いろんな場所でいろんな猫とともに生きてきた著者が言うには、シリアに住む猫は肝が座っていておおらかなのが多いらしい。ゴルムの目から見たヤマザキマリ一家の滑稽な日常描写もさることながら、このシリアという場所がこのあととんでもないことになるという事実が、読んでいて頭によぎる。 あとがきによればイタリアに引っ越す前の時点ですでに平和とは言えない状況だったらしいけど、それでもあそこまで長引いて、歴史的な建造物や遺産がなくなってしまうとは思いもよらなかっただろうなと思います。猫が主役の愉快な猫マンガですが、いろんな背景を思うとゴルムはとても不思議な運を持った猫だなと感じます。 ぜひイタリア引っ越し以降のゴルムの生活を描いた続編も読んでみたいものです。 ちなみにゴルムの名前はロード・オブ・ザ・リングからとっている。 日本では「ゴラム」と発音してたけどここでは違うのが国の違いを感じて面白いですね。