バベルハイムの商人

バベルハイムの商人

運命金貨……。それは人間と人間でないものを繋ぐ金色の扉。手に入れたならば、世界中に潜む悪魔と精霊達が現れ、彼らの交易世界に永遠に組み込まれるだろう。今夜も誰かが、バベルハイムの扉を叩く──…。
帝一の國

帝一の國

時は昭和…。官僚や政治家を数多く生み出した超名門校・海帝高校で、帝一は頂点である生徒会長を目指す。派閥作りや政界さながらの生徒会長選が行われる海帝高校で、帝一はまず、クラスのルーム長を狙うが…。
恨み来、恋、恨み恋。

恨み来、恋、恨み恋。

十二支の名を冠する長たちが治める土地、十二町。人間と妖怪が共存するその町で、子家頭首・子国恭一の元に、子の家を恨む猫の妖怪が現れる。恭一の命を狙う、恨みにまみれた恨み猫。だがその妖怪は、極度に人見知りな女の子・猫ヶ崎夏歩でもあって…。「好奇心、猫をも殺す。」のことわざとおり、その気持ちは猫を殺すのか――。ポップで怪異な青春ストーリー第1巻です!
薄花少女

薄花少女

ぼっちゃまのため、ばあやは少女になりました。一人暮らしの古糸史(こいとふみ)の家に、ひとりの少女がやってきた。二十代も半ばの彼にむかって、ぼっちゃまと呼びかけるその少女。自らを史の実家で家政婦をしているハッカばあやだと名乗るが、ハッカばあやこと夏焼鳩子は、御年数えで八十歳。目の前の少女は、せいぜい小学二、三年生。どうみても、ばあやのはずはないのだが。若返ったおかげでぼっちゃまのお世話ができると、本人はいたって気楽な様子。少女で老女、老女で少女のハッカとぼっちゃま。どちらにせよ年の差な、ふたりの共同生活が始まります。
がじぇっと

がじぇっと

懐かしくって新しい!衛藤ヒロユキが贈る、ボクらのラジカル青春グラフィティー。機械の扱いの得意な中学生・鳥賀周一(とりが・しゅういち)は、タレちゃんと呼ばれる可愛い同級生・多来真奈美(たらい・まなみ)に恋をしてしまう。そんなある日、帰り道でタレちゃんらしき声を聞いた周一は、宇宙人のような謎の物体と遭遇して……!?
ましまろ文學ガール

ましまろ文學ガール

「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。だが、その倶楽部は女人禁制であった――。「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく”文學ガール”!笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!
HUNGRY JOKER

HUNGRY JOKER

記憶喪失の天才少年科学者・ハイジは助手の鳥居大路千歳と共に記憶の手がかりである“光る死体”と“黒いリンゴ”の謎を追う!ある日、街で発見された“光る死体”を調査する2人に魔の手が…!?怪奇科学冒険譚、開幕!!