あらすじ

研案塔から忽然と姿を消した无。无の持つ、未知の力へ様々な憶測がされる中、无が向かった先はニジの森―――始まりの場所だった。謎の声に導かれるまま、自らが得た想いを口にする无。そして、追いかける火不火の嘉禄を否定するように姿を消すが…。そこへ化色が現れ、无を拘束して――!? 明かされ始める世界の理、衝撃の展開から目が離せない第22巻!
カーニヴァル 1巻

ある腕輪を手掛かりに嘉禄(カロク)という人物を捜していた无(ナイ)は、旅の途中で花礫(ガレキ)という少年と出会い行動を共にすることになる――。期待の新鋭が描くファンタジック・クロニクル、待望のコミックス化!!※著者あとがきは収録しておりません。

カーニヴァル 2巻

少年・无は、ある腕輪を手がかりに嘉禄という人物を捜して旅していた。旅の最中、腕輪に関連があると思われる『国家防衛機関・輪』という組織と行動を共にすることになる。そして、輪の専門医の診察により、无を構成する要素が人間ではない可能性が明らかになる――…。衝撃の新展開で待望の第2巻登場!!※著者あとがきは収録しておりません。

カーニヴァル 3巻

无と嘉禄の暮らした『ニジの森』の調査の帰り、一行は花礫と生活を共にしたヨタカとツバメという双子の兄妹に出会う。ツバメは最近意識を失うことが多く、その間、街では謎の殺人が起きていた…。犯人はツバメなのか――…戸惑う花礫だが――…。※著者あとがきは収録しておりません。

カーニヴァル 4巻

主人公の少年・无(ナイ)は、旅の途中で知り合った花礫(ガレキ)や、『国家防衛機関・輪(サーカス)』という組織の與儀(ヨギ)、ツクモたちとともに嘉禄(カロク)という人物を捜していた。しかし、與儀が戦闘中に怪我を負ってしまったため、无と花礫は壱組に預けられることになる。その後、无たちは壱組のメンバーとともに湖へ調査に出かけることになるのだが…。湖にて、新しく出会う人々や、見たことものない生き物たち……无たちの前に立ちはだかるのは!?腕輪(ブレス)を巡るファンタジックストーリー、ますます盛り上がる待望の第4巻登場!!

カーニヴァル 5巻

輪の平門のお供でヴァントナームという大きな街にやってきた无達。のんびりと街を歩きながら買い物を楽しんでいると、ニャンペローナショップを出たところで一人の少年に声をかけられる。少年は自分の護衛をしろと无達に命令するのだが――…。腕輪を巡るファンタジックストーリー、ますます盛り上がる待望の第5巻登場!!

カーニヴァル 6巻

无(ナイ)は旅の途中で知り合った花礫(ガレキ)や、『国家防衛機関・輪(サーカス)』の與儀(ヨギ)やツクモたちと共に、嘉禄(カロク)という人物を捜していた。そんな中、无が嘉禄からの救難信号と思われるメッセージを受け取り、貳號艇のメンバーは嘉禄が捕らわれているであろう「煙の館」へ乗り込む。无と嘉禄がついに再会する――…!?

カーニヴァル 7巻

研案塔で保護されていた嘉禄が意識を取り戻す。しかし、どこか様子のおかしい嘉禄。なんと彼は、无のことをまったく覚えていないと言うのだ。一方、自分の未熟さを痛感した花礫は、輪(サーカス)の艇を離れ、知識や自信を身につけるために専門のスクールに通い始めた。そこで思わぬ再会を果たす…!大人気・腕輪と絆を巡る物語、第7巻登場!

カーニヴァル 8巻

クロノメイに通い始め、自分の今のレベルを思い知った花礫は、卒業後に輪に入り、その一員として戦っていくという決意を強くする。一方、ツクモ達は「糺」の協力者を見つけ出すためにスキクロー邸で行なわれるパーティに潜入。スキクローの目にとまり接触に成功したツクモだったが、そこにヴァルガが現れて…?ファンタジック☆クロニクル、第8巻が登場!

カーニヴァル 9巻

記憶を失い、輪で療養中の嘉禄と、献身的に嘉禄の世話をする无。自らの記憶と向き合う決心をした嘉禄に、腕輪を差し出す无だったが、二人は腕輪の持つ不思議な力で、見知らぬ森に飛ばされてしまう。无から助けを求められた花礫はすぐに捜索に向かおうするが、クロノメイには“学園を離れることはできない”というルールが――。

カーニヴァル 10巻

のどかな温泉地で、與儀のパンツが紛失するというトラブル発生!パンツを探す花礫達だったが、その行方は意外な方向に!?大人気!腕輪と絆を巡る、ファンタジック☆サーカス!!

カーニヴァル 11巻

銀髪の與儀(ヨギ)が出現したことで、メルメライの麓での攻防は収束する。しかし、その後、銀髪の與儀は自らを封じられることを拒み──。そして、艇で花礫(ガレキ)の帰りを待つ无(ナイ)は…。

カーニヴァル 12巻

ニジの森で発見された嘉禄のものであったと推測される謎のノート。燭たちの力を持ってしても解析不能の特殊な数式であったが、それについて嘉禄が話した答えはとても意外なもので――。

カーニヴァル 13巻

クロノメイの規則を破ってしまった為、「輪(サーカス)コース」に戻ることができない花礫。そんな中、とある人物が花礫に新たな道を提示する――。その頃、火不火の隆は、輪の養成校であるクロノメイへの、大規模な襲撃を計画していた。輪はクロノメイを守ることができるのか――?

カーニヴァル 14巻

クロノメイが火不火(カフカ)に襲われた。クロノメイ専従である輪(サーカス)闘員・リシアナの防御に手間取る火不火の隆(リュウ)は、友達を助けようとして飛び出していたツバメを人質に、リシアナを倒そうとする。しかし、駆けつけた輪壱號艇・貳號艇闘員たちによって阻止されてしまう。追い詰められた隆は、化色(ケシキ)から預かった新たな戦力を投入する。新たな敵に苦戦する輪だが、特性を見抜いた朔(ツキタチ)がある作戦を提示し――?大人気ファンタジック・サーカス、待望の第14巻!!

カーニヴァル 15巻

クロノメイを火不火の襲撃から守りきった輪。彼らは束の間の休息の後、それぞれの艇へと戻っていった。そんな中、規律に背いてしまったため、輪コースへの復帰が難しくなってしまった花礫。時辰から新たな道を提示された彼は、決意を胸にクロノメイへと向かう――…。

カーニヴァル 16巻

研案塔での実習をスタートさせた花礫は、燭チームの一員として働くことに。目の前に広がる階段に、花礫は決意を新たにする――!!大ヒットファンタジックサーカス、待望の第16巻!

カーニヴァル 17巻

レーベンガンゼへ向かう花礫たち。だが與儀の様子がおかしくて―? 新たな地での出会いは、何をもたらすのか。 待望の第17巻!

カーニヴァル 18巻

生き別れになっていた妹・ミュウマリイとの再会で、閉ざされていた過去の記憶が呼び起こされた與儀は、混乱し、輪(サーカス)の仲間との連絡を絶ってしまう。必死に呼びかける无だったが、心まで閉ざしてしまった彼には届かない。だが、そんな與儀を彼の別人格である銀與儀が叱責し――? 大人気! ファンタジックサーカス第18巻!!

カーニヴァル 19巻

失っていた自身を取り戻し、再会した妹・ミュウマリイと共に輪(サーカス)の艇に戻ってきた與儀。だが再会を喜んだのも束の間、別れの時がやってきて…。歩む道の異なる二人が選んだそれぞれの選択とは――!? さらに新章突入で物語は嘉禄と无の出会いに遡る…。徐々に明かされていく真実から目が放せない第19巻!

カーニヴァル 20巻

物語は无と嘉禄が出会う前の過去に遡る…。生まれ育った場所・火不火から両親と共に逃げ出した嘉禄は、辿り着いた先のニジの森でしばらく羽を休めることにした。そんな中、不足していた物資を調達するため、嘉禄の母・ベニエが街へ降りると言い出し――? さらに、无の身体に関する衝撃の事実が明らかに!? 絶対に見逃せない第20巻!!

カーニヴァル 21巻

嘉禄の過去の話から、无(ナイ)の中に仁水(ニス)の思考が残っている可能性があると判明した。研案塔へ向かう貳號艇だが輪のショーが開催されることになり、嘉禄や花礫も参加することになる。パレードの最中に怪我人を見つけた花礫が救護に向かうとスリの被害にあったとわかり、喰と共に犯人を捜すことになるが…。様々な想いが交錯する中、物語が大きく動き出す衝撃の21巻――!

カーニヴァル 22巻

研案塔から忽然と姿を消した无。无の持つ、未知の力へ様々な憶測がされる中、无が向かった先はニジの森―――始まりの場所だった。謎の声に導かれるまま、自らが得た想いを口にする无。そして、追いかける火不火の嘉禄を否定するように姿を消すが…。そこへ化色が現れ、无を拘束して――!? 明かされ始める世界の理、衝撃の展開から目が離せない第22巻!

カーニヴァル(23)【イラスト特典付】

化色から逃れるために火不火の嘉禄の手をとった无。彼に導かれるまま”インキュナの群生湖”へと連れてこられた无は、自らの内に秘められた遠い記憶を呼び覚まさそうとしていた。一方、无を探す花礫は、燈のPCにアクセスして機密情報を盗み見ようと試みるが…。ついに明らかになる「カーニヴァル」に隠された意味とは、いったい――!? 大人気サーカスファンタジー、第23巻!!

カーニヴァル(24)【イラスト特典付】

深い意識の底で无を呼ぶ声――。それは、失くしてしまった『調整者』の役目を教える、无自身の意識だった。全てを思い出した无は、己のなすべきことを知り…。一方、火不火の情報を探る輪のメンバー達は、それぞれ手がかりを手に入れて――!?

カーニヴァル(25)【イラスト特典付】

ついに无との再会を果たした花礫。しかし、謎の問いかけを残して无は、カロクと共に消えてしまう。花礫は、使草と共にカロクの創った空間へと飛び込むが…!? 一方、アロンガの村で火不火の調査を進める平門。そこへ突如現れたのは――――!?

カーニヴァル(26)【イラスト特典付】

火不火(カフカ)の中枢を預かるノイヴェラの一人・ムナビアとの戦闘の最中、與儀は火不火のエネルギー供給源を破壊することに成功する。苛烈を極める闘いの中、互いの全てを込めた一撃を放つが――!?

カーニヴァル(27)【イラスト特典付】

火不火(カフカ)の隠し通路を調査し拠点を発見した輪(サーカス)。イヴァは、平門と共に潜入を試みるが…。一方、化色(けしき)の命で无(ナイ)を亡き者にしようとする黒白(ウロ)。その姿を目撃してしまったエリシュカは、无を守るために黒白を欺く決意をするが――!?

カーニヴァル(28)【イラスト特典付】

无を守るため死んだエリシュカ。その事実に動揺する无は、衝動的に世界のやり直しを選ぼうとする。けれど、パートナーとして選んだ、花礫の答えをまだ聞けていない。『大事なものが全部なくなっても生きていたいか』无と出会い、思いがけず歩んできた道。たくさんの出会いを経て、花礫が出した答えは――?

カーニヴァル番外編 明日の約束

无(ナイ)達と出逢う前の與儀(ヨギ)が登場する『明日の約束』。孤独に生きていた頃の花礫(ガレキ)を描いた『良く出来た世界』。『カーニヴァル』の番外編を中心に、それ以前の珠玉の読み切り作品も収録して贈る、御巫桃也、初の短編集──。