らんどりおーる
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大樹に宿って火竜を封じる洞詠士マリオンを救おうとする王位継承候補者・DX(ディーエックス)の冒険の旅を描いた異世界ファンタジー。歌う樹が護る街・エカリープの次期当主・DXは、歌う樹に宿る洞詠士マリオンと出会い、彼女に恋してしまう。しかしDXに愛されるマリオンの魂が人間に近づくと、彼女が封じる火竜が復活すると知らされたDXは、マリオンの魂を解放する術を知るために冒険の旅へ出るのだが……!?
大樹に宿って火竜を封じる洞詠士マリオンを救おうとする王位継承候補者・DX(ディーエックス)の冒険の旅を描いた異世界ファンタジー。歌う樹が護る街・エカリープの次期当主・DXは、歌う樹に宿る洞詠士マリオンと出会い、彼女に恋してしまう。しかしDXに愛されるマリオンの魂が人間に近づくと、彼女が封じる火竜が復活すると知らされたDXは、マリオンの魂を解放する術を知るために冒険の旅へ出るのだが……!?
キャラクターや世界観の作り込みが凄い作品。 一回読んだだけでは読者に伝わらないくらい細かいところまで作者の中で設定が作られているように思う。 二回目に読んだ時にはキャラクターの性格や行動原理が掴めてきているので、「ああ確かにこいつはこういう行動に出るわ・・・」と妙に納得する。 キャラクター同士の掛け合いはこの作品の大きな魅力の一つ。 ストーリー上に張り巡らされた伏線がすぐに回収されたり、しばらく後で判明したりと一時も目が離せない。 竜が出てくる中世風の世界、いわゆる王道ファンタジーだが、学園物的要素、寮生活のわちゃわちゃ感も色濃い。