遠く異国より、日本に移り住んで百数年。土地神となった吸血鬼ヴラドは、人間と妖怪の想いを繋ぐべく、様々な願いを叶えていた…。心温まる、感動の和風吸血鬼譚、ここに開幕。
月形と出会って以降の記憶を黒鳥に奪われ残忍な吸血鬼として覚醒したヴラド。そんなヴラドを懸命に救おうとする夜日古に一体何を思うのか…。記憶と記憶が人を繋ぐ…感動の第3巻!
人が神にすがるように、神も人に救われ生きている。今日もどこかの境内で鈴の音と手を叩く音がこだまする――…。いつだって神様はあなたを傍で見守っているよ。感動の和風吸血鬼譚、最終巻!