カリュウド(1)
ある時、人を殺し足りないと叫ぶ極悪非道の殺人鬼の死刑が執行された。直後、彼の脳は移植手術に使われ、都立城北学園高に通う北十字良という少年に移植される。移植のおかげで脳腫瘍を取り除くことができた良だったが、手術を受けてからというもの、時折、首吊りの縄が目の前に現れる変な夢を見るようになっていた。そして良は、世の中の悪人を許すことができない異常なまでの正義感に目覚め、“カリュウド”となり悪人を罰してゆく…!
カリュウド(2)
脳医学の権威・広瀬医師の手術により、死刑になった凶悪犯の脳を移植された北十字良少年。手術を受け脳腫瘍は完治したが、その頃から、世の中の悪人を見ると小指が黒く変色してうずき、苦しめられた人々に代わってその無念を晴らしたい衝動に支配されるようになっていた。脳の提供者を知らない良は、広瀬医師は何かを隠しているのではと疑い始め…。そんな時、病院の広瀬の部屋に不気味な男が現われ、良の手術記録が盗まれてしまう。鮫のような容姿と手術痕を持つその男は、広瀬と良を殺そうと迫るが…!?
カリュウド(3)
自分の妻子に5千万円の生命保険をかけ、車で海に転落死させた男・石村岩夫。警察は石村を逮捕しようとするが証拠がない。その石村に、カリュウドこと北十字良は有罪判決を下し、4時間後の午前0時に死刑を執行すると宣言。ただし、午前0時まで生きのびることができれば時効成立とみなし、無罪にするという条件付き。かくして、二人の闘いが始まった…!
カリュウド(4)
高級マンションに愛人を囲っている社会的地位のある男は、自分の地位と名誉を守るため、同じマンションで起きた殺人の容疑を着せられている無実の男、植木屋の江戸周五郎の証言を拒む。そして、周五郎の裁判で死刑判決を言い渡した裁判長こそ、証言を拒否した男であった!冤罪に苦しんだ末、獄死した周五郎の恨みを晴らすため、カリュウドは…!?
カリュウド(5)
死刑を執行された殺人鬼の脳を移植された高校生の北十字良は、悪人に殺された人々の恨みを晴らすカリュウドになり悪を罰していた。ある日、冬山登山で未踏の壁を登ることに夢中の山男たちは、熱に苦しむ仲間を見捨てる。登頂に成功しテントに戻った彼らは、まだ息のあった仲間を、美しい山男の友情譚としてでっち上げるため、崖から突き落として殺してしまう…。それを知ったカリュウドは…!!執念の如く悪を罰し続ける地獄の使者カリュウド、いよいよ最終巻!
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