あらすじ私の勤めていた大学の近くに、大きな古いはくせい屋があった。はくせい屋の主人が後生大事に持っている水晶球を、ある時、奥さんが売ろうとするので、主人は僕のところに預けに来た。その不思議な水晶球は、覗き込むと別の世界の景色が見えた。光の角度によって、一日一分位の時もあるし、二~三時間見えることもある。※この作品は、「水木しげる貸本モダンホラー(2)」(太田出版)と同じ内容です。