あらすじ北海道大雪山麓で消息を絶ったイーグル号と流竜馬(ながれ・りょうま)捜索のため、自衛隊北部方面第二航空師団に続き、ジャガー号とベアー号も現場に急行する。死火山のはずの大雪山噴火の背景には、そこで暗躍するハチュウ人類のメカザウルスと地底魔王・ゴールの存在があった。ジャガー号の危機にギリギリのところで間に合ったイーグル号だったが、負傷した竜馬は思うようにイーグル号を操縦することができず、ゲッターチームは窮地に追い込まれる。
久しぶりに読み返さずに書くことにします。読まずとも、強烈に記憶に残っている作品ですから。なぜそれほど覚えてるのかというと、私の両生類嫌いの原因をつくったのがこの作品なのです。幼少期、アニメ版が好きで、本屋で見かけて親に単行本を買ってもらったんです。最初は読まずにいて、表紙のゲッターロボの顔をアニメ風に赤いクレヨンで塗りつぶして遊んでいました。で、ある雨の日に中を読み始めたわけです。序盤でいきなり恐竜に博士が食い殺されてドキドキ。そして空から降ってくるイモリの大群にショックを受け、そのあと登場したイモリに体を乗っ取られた研究所員の姿に強烈なトラウマを植え付けられたのでした。顔にペチャペチャと張り付くイモリ、こういうシチュエーションは一生御免被りたいです。確かその後も教室でトカゲ人間が生徒の腕をコリコリ齧っていたり、隼人と怪物の本能的丸出しの闘いがあったりと、相当グロテスクな印象が…。隼人なんか素手で人の顔の皮剥いじゃうんですよ。というわけで、アニメのイメージはまったくないのでご期待?ください。