6歳までに始めていることが一流の卓球選手になる最低条件と言われている現代において、元メダリストの武嶋はその“常識”を打ち壊せる人物を探していた。そんなとき人との繋がりを求め卓球を始めた深堂縁と出会い、その不純物のないまっすぐな感情に可能性を見出していき――。元メダリストと孤独な少年が紡ぎだす、スポーツ界の“常識”に楔を打ち込むドラマチック卓球史。
「2024年本屋大賞」を受賞した青春小説を「滋賀愛」たっぷりにコミカライズ! 突飛な発言ばかりする成瀬と、それに振り回される幼なじみの島崎。しかし成瀬の行動は、周りの人々の気持ちを確かに変えていく――。
時は江戸後期。浮世絵師・歌川国芳は「武者絵の国芳」として、その名を馳せていた。版元にはとにかく売れる絵・武者絵ばかりを求められる国芳だったが、実のところ本人は大好きな猫の絵を描きたくて仕方がなかった。そんな折、不思議な喋る板・令和時代のスマートフォンを手に入れた国芳。それ以降、SNSにハマってしまって…!?
京大生恐怖症の京大生 VS 京大イチ有名な女子プロレスラー!? 天才・奇才が全国から集まる異能の巣窟――京都大学。 1浪の末に京大生となった山川可志夫は、「人より勉強ができる」という唯一の個性を失い、個性ゼロのゼロ人間として恐怖と憂鬱の日々を過ごしていた。 そんな可志夫の前に現れたのは、高校3年間を共にマンドリン部で過ごした同級生・沢北陽子。 可志夫と同じ地味学生だった陽子は、現役で京大に入学したのち女子プロレスラーとして名を馳せ、今や最も有名な京大生になっていた! 遠い存在となった陽子に圧倒される可志夫だったが、陽子は可志夫が京大に来るのをずっと待っていて――!? 鴨川を沸かす熱い恋のゴングが今、鳴り響く!!
小6の娘が卓球をやっていて、それを見守る非経験者の親として共感しまくりました。 小さい頃から始めてないと強くなれないとか、大体親が元々卓球やってて子供に注ぎ込む時間もエネルギーも桁違いとか、ある意味閉鎖的なスポーツだなと個人的に思っていたところに、それを全部すっ飛ばしてくれそうなヨスガが現れて、なんというか嬉しいです。 スポーツ界のあり方に一石投じる論を設定するという意味ではブルーロックもそうなのでしょうが、サッカーに対しては全然ピンとこなかったものの、身近なスポーツだと共感がすごいです。 ヨスガも特殊能力あるじゃんとは思いつつ、始めた年齢だけで決まってたまるかという思いをヨスガに託します。 がんばれヨスガ!