あらすじ【ついに闘いは世界へ!!】チャンピオンカーニバル決勝戦、強烈なライトアッパーを放つ河井武士に、竜児は大苦戦!はたしてブーメランはうなるのか!?さらに新たな脅威、凶悪な全米Jr.が来日。世界大会を前に5対5の日米マッチが開催され、完治した剣崎順もアメリカから帰国し参戦する!黄金の日本Jr.誕生の瞬間を見届けろ!!
世代的には聖闘士星矢の車田先生なのですが、今回、ご縁があってこちらの作品を読みました。 面白か!! ちょっと明日のジョーを彷彿とさせる「ドヤ街ボクシングもの」テイストで始まるのですが(そういえば中学の入学式当日にアンパンやってた女の子、いつの間にいなくなったのでしょうか・・)、途中から聖闘士星矢っぽい感じに進化していきます! 終盤はほぼボクシング関係なく、必殺ブローで空中に飛ばされ、頭からリングに落下しても特にダウンカウントがとられることも無くなりました。 ただ、それが小気味良いテンポを生み出していて、ものすごくサクサク話が進んで、どんどん引き込まれ、次の巻をとる手が止まりません!!! そのくせストーリーは心に迫ってくるので、ストーリーの良さとテンポは両立できるのだなと気付かされました。 丁寧に描くというのと冗長に描くというのは違うのですね。