あらすじ【都大会決勝戦!竜虎三たび!】順調に勝ち進み決勝までたどり着いた竜児を待っていたのは、やはり永遠のライバル・剣崎順!だが、弱点である生来のパンチの軽さを克服するためギャラクシアンエクササイザーで無理に鍛えた剣崎の腕は、もはや限界の状況だった…!今この瞬間に全てをかける男たちの激闘の結末は如何に!?
世代的には聖闘士星矢の車田先生なのですが、今回、ご縁があってこちらの作品を読みました。 面白か!! ちょっと明日のジョーを彷彿とさせる「ドヤ街ボクシングもの」テイストで始まるのですが(そういえば中学の入学式当日にアンパンやってた女の子、いつの間にいなくなったのでしょうか・・)、途中から聖闘士星矢っぽい感じに進化していきます! 終盤はほぼボクシング関係なく、必殺ブローで空中に飛ばされ、頭からリングに落下しても特にダウンカウントがとられることも無くなりました。 ただ、それが小気味良いテンポを生み出していて、ものすごくサクサク話が進んで、どんどん引き込まれ、次の巻をとる手が止まりません!!! そのくせストーリーは心に迫ってくるので、ストーリーの良さとテンポは両立できるのだなと気付かされました。 丁寧に描くというのと冗長に描くというのは違うのですね。