あらすじ【壮絶!!神々対黄金の魂】世界連合Jr.との壮絶な相打ちにより、残ったギリシア十二神は7人。新たな必殺技を完成させた日本Jr.が、己の身を犠牲にして十二神を撃破して行く!彼らはボクシング界の未来を守ることが出来るのか!!死闘につぐ死闘の末に、十二神のリーダー・ゼウスがついに姿を現す!!
世代的には聖闘士星矢の車田先生なのですが、今回、ご縁があってこちらの作品を読みました。 面白か!! ちょっと明日のジョーを彷彿とさせる「ドヤ街ボクシングもの」テイストで始まるのですが(そういえば中学の入学式当日にアンパンやってた女の子、いつの間にいなくなったのでしょうか・・)、途中から聖闘士星矢っぽい感じに進化していきます! 終盤はほぼボクシング関係なく、必殺ブローで空中に飛ばされ、頭からリングに落下しても特にダウンカウントがとられることも無くなりました。 ただ、それが小気味良いテンポを生み出していて、ものすごくサクサク話が進んで、どんどん引き込まれ、次の巻をとる手が止まりません!!! そのくせストーリーは心に迫ってくるので、ストーリーの良さとテンポは両立できるのだなと気付かされました。 丁寧に描くというのと冗長に描くというのは違うのですね。