あらすじ相異なる天才医師が、数奇な手術で交錯する 【手外科医】手塚一心、天才医師の心には消えない闇がある―― 手塚一心と並ぶ天才【手外科医】 明智紋次郎。王嵐堂大学病院の手外科を率いることになった彼は、手塚一心の過去を知る。父を喪い医師を志した手塚一心。父を救われ医師を志した明智紋次郎。相反する2人の人生を交錯させる、数奇な2つの手術とは――!? “手専門の医師”が縫いつなぐ人生賛歌医療譚、交響の第4巻!
すごく良かった。 物語にどんどん惹き込まれていくと思います。 医療ものを読む度に、こんな素晴らしい先生がいたら。。と思うものですが、やはり今回もそうでした。 ものすごく高度で繊細な手術を、短時間で終えてしまう一心先生。離れてしまった指の縫合とかミリ単位で本当すごいとしか言えない。 ご飯を食べている時も勉強をしていたり、当たり前ながら血の滲む努力あっての一心先生の現在の姿であって、現在進行形で彼は進化し続けていて、進化し続けたいと思っている。 物語自体も勿論ですが、一心先生の日々の努力(過去の悲しみ)見せないところがまたカッコいいし、色んな葛藤を乗り越えているんだと想像し、グッと来ました。