あらすじその医師の専門領域は、【手】のすべて! 歩行者とバイクの接触事故が発生―― 王嵐堂大学病院【手外科】が受け入れた、手に重傷を負った女性は、プロのピアニスト。全人生を懸けて作り上げた手が、たった一瞬の不幸で喪われようとしている。【手外科医】手塚一心の手術は、彼女の手を、人生をつなぎ治せるか。主役は手のスペシャリスト手外科医。人生賛歌医療譚、心揺さぶる第2巻。
すごく良かった。 物語にどんどん惹き込まれていくと思います。 医療ものを読む度に、こんな素晴らしい先生がいたら。。と思うものですが、やはり今回もそうでした。 ものすごく高度で繊細な手術を、短時間で終えてしまう一心先生。離れてしまった指の縫合とかミリ単位で本当すごいとしか言えない。 ご飯を食べている時も勉強をしていたり、当たり前ながら血の滲む努力あっての一心先生の現在の姿であって、現在進行形で彼は進化し続けていて、進化し続けたいと思っている。 物語自体も勿論ですが、一心先生の日々の努力(過去の悲しみ)見せないところがまたカッコいいし、色んな葛藤を乗り越えているんだと想像し、グッと来ました。