あらすじ手外科医が開く、最先端医学の扉! 9000km先の患者を救え。綿密な取材で描かれる、医学の最先端―― “ロボット手術編”収録! 手塚一心のフランスの師・フレデリク・モローが来日。彼は手塚一心にフランスへの帰国を促す。日本か、フランスか――一心、周囲の人々は揺れる。一方、重傷患者がフランスの手外科センターに運び込まれる。代表のフレデリクが取った奇策、それは日本にいる一心への協力要請で…!?
すごく良かった。 物語にどんどん惹き込まれていくと思います。 医療ものを読む度に、こんな素晴らしい先生がいたら。。と思うものですが、やはり今回もそうでした。 ものすごく高度で繊細な手術を、短時間で終えてしまう一心先生。離れてしまった指の縫合とかミリ単位で本当すごいとしか言えない。 ご飯を食べている時も勉強をしていたり、当たり前ながら血の滲む努力あっての一心先生の現在の姿であって、現在進行形で彼は進化し続けていて、進化し続けたいと思っている。 物語自体も勿論ですが、一心先生の日々の努力(過去の悲しみ)見せないところがまたカッコいいし、色んな葛藤を乗り越えているんだと想像し、グッと来ました。