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別冊漫画ゴラクに連載されていた、漫画ゴラクらしくない残酷劇画『夜見の国から~残虐村綺譚~』。この物語のモデルは言うまでもなく、太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった「津山事件」である。約2時間半で33人を殺した都井睦雄こそが本作の主人公・都居睦男であるということは、その名前を見ても明らかだ。この漫画、前半はネチネチとした集落の因習、ただれた人間関係をこれでもかとばかりに丁寧に描く。その間の村の者の睦男に対するイジメが最悪。心まで蝕まれていく睦男。いや、もしかしたら始めから心は…。まるで殺戮の舞台装置を作るかのように緻密に、執拗に動機を構築し、そして終盤からの殺戮が始まる。百数十頁にも及ぶ大殺戮シーンは容赦がない。血も涙もない…いや、血と脳漿と怒りが炸裂するラストに、読む者は度肝を抜かれるだろう。
別冊漫画ゴラクに連載されていた、漫画ゴラクらしくない残酷劇画『夜見の国から~残虐村綺譚~』。この物語のモデルは言うまでもなく、太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった「津山事件」である。約2時間半で33人を殺した都井睦雄こそが本作の主人公・都居睦男であるということは、その名前を見ても明らかだ。この漫画、前半はネチネチとした集落の因習、ただれた人間関係をこれでもかとばかりに丁寧に描く。その間の村の者の睦男に対するイジメが最悪。心まで蝕まれていく睦男。いや、もしかしたら始めから心は…。まるで殺戮の舞台装置を作るかのように緻密に、執拗に動機を構築し、そして終盤からの殺戮が始まる。百数十頁にも及ぶ大殺戮シーンは容赦がない。血も涙もない…いや、血と脳漿と怒りが炸裂するラストに、読む者は度肝を抜かれるだろう。
現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。鳥羽僧正よ、刮目せよ!これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!(※最後の二文は内容とは関係ありません念のため)
東京都‥‥板橋区大山‥‥!帝愛裏カジノ店長にして、悪魔的パチンコ台「沼」を作った麒麟児・一条聖也。後に、宿敵・伊藤カイジと死闘を繰り広げることになる一条にも、未だ燻り何者にもなれぬ青年時代があった‥‥!若者の夢‥希望‥絶望‥その全てを呑み込んできた“沼”‥‥「東京」を舞台にした、フリーター・一条と後輩・村上による1K6畳住まい、野望と困窮の上京物語‥‥!
1970年代、激動の「週刊少年ジャンプ」でデビューを果たした若き漫画家・平松伸二。やがて不動の人気連載作家へと成長するが、それは、想像を絶する厳しく険しい道のりであった…。岡山の片田舎で生まれた少年が漫画家を目指し、外道漫画家・「外道マン」に至る漫画家人生をドキュメンタリータッチで描く、著者入魂の一作!!
日本女性初のオリンピックメダリスト、人見絹枝の生涯を描いた漫画。人見絹枝を知らない人でも、純粋にスポーツ漫画として楽しめるエンタメ実在人物伝。明治40年、岡山に生まれた人見絹枝は、まだまだ女性がスポーツをことが世間に認められていなかった時代に活躍し、女性アスリートの先駆者として道を切り開いて行く。おてんばだった少女時代、新聞記者として働きながらの陸上選手生活、やがて世界を舞台に羽ばたく様はダイナミックでありながら、常に孤独との戦いでもあった。その懸命な生き様は純粋過ぎる程。極限まで自分の力をぶつけていく、その結末は―――。
美作の国(岡山県)讃甘郡宮本村に生まれた武蔵(たけぞう)は、継母にいじめられる日々を過ごしていた。力が強いのをいいことに、村では乱暴ばかりをはたらき迷惑ばかりかけていた。ある時、近所の寺の宗禅和尚に捕えられ懲らしめられる。「おのれの強さはけだものの強さだ、人間の強さではない」と和尚にいわれた武蔵は、本当の強さとは何かを求めて旅に出た。宮本武蔵の波乱の生涯を、石ノ森章太郎があざやかに描き出す!!