あらすじ夢枕獏、絶賛! 唐に渡った空海と最澄は!? 弘法大師の名で日本人誰もが知る男、空海。比叡山延暦寺の開祖、最澄。遣唐使として唐に渡った二人の人生は、岐路を迎える! 遣唐使の任を終えて、帰国した最澄を待っていたのは… 策略入り乱れる朝廷! 一方、長安に残り、密教の深奥部へ突き進む空海もまた巨大な存在にぶち当たる… 激動の展開を見せる“刮目の第7集”登場!!
最初から衝撃的な場面が多くて気持ちが追いつきませんでした。 日本の仏教において空海と最澄、このお二方がいなければ今のように花開かなかったでしょう。 天才には天才の苦悩があり、分かち合えるところと相容れないところがある。 真理は人を救うことはないと分かった時の絶望、満たされぬ心をも持て余し野山をかける。 仏教言葉が多くわからないことも多かったですが、のめりこめました。