あらすじ炎の男・坂上田村麻呂が立ち上がる!! 桓武帝崩御後、暗雲立ち込める朝廷。そして、平城天皇が退位、嵯峨天皇の御世となる。そんな中、空海は嵯峨帝と歴史的な出会いを果たす。一方、最澄の状況は、ますます厳しいものに…!? 朝廷内を揺るがす“平城上皇の変”(薬子の変)で坂上田村麻呂が見出した「正義」とは――――!? そして、空海と最澄、二人の天才が刻み付ける生き様とは!? 絶望と希望を抉り出す、第9集!!
最初から衝撃的な場面が多くて気持ちが追いつきませんでした。 日本の仏教において空海と最澄、このお二方がいなければ今のように花開かなかったでしょう。 天才には天才の苦悩があり、分かち合えるところと相容れないところがある。 真理は人を救うことはないと分かった時の絶望、満たされぬ心をも持て余し野山をかける。 仏教言葉が多くわからないことも多かったですが、のめりこめました。