あらすじ仏教の真髄を求め、最澄と空海は奇しくも同じ地・唐を目指すことに。だが、遣唐使となるには、それぞれに高い壁が立ちはだかり… 一方、桓武天皇とその息子・安殿親王との間に、決定的な確執が生まれ… 各人の思惑が絡み合い、最澄と空海、二人の天才の運命を変えていく衝撃の第4集!!
最初から衝撃的な場面が多くて気持ちが追いつきませんでした。 日本の仏教において空海と最澄、このお二方がいなければ今のように花開かなかったでしょう。 天才には天才の苦悩があり、分かち合えるところと相容れないところがある。 真理は人を救うことはないと分かった時の絶望、満たされぬ心をも持て余し野山をかける。 仏教言葉が多くわからないことも多かったですが、のめりこめました。