あらすじ牢内で一人の罪人が死を待っていた。男は時折空を見つめて野獣のような低いうめきを漏らすのみ…その陰惨さにはさすがの灯な主たちも文句を言うはおろか地下よりもせず…更に彼らを不気味な思いにさせたのは、罪状に対する刑の裁決が行われた時、「鼻そぎ耳そぎ」と取り決まったにもかかわらず男は死罪、斬首を要望し、やむなく死罪と再決された時、男はさらに磔刑を願望した。刑の行われる日。気の弱いものをは気を失い、豪のものでも恐怖のあまり泣き叫ぶ磔台に、男はむしろ待ち焦がれていたように……。(憎悪蜂の姫より)
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ この世界観の忠義とはなんぞや家はなんぞやと思わせる内容だった。「忠臣儀右衛門」と「日陰に死す」は寝る前に読むのは向かないな ・特に好きなところは? 戦鬼が特に面白い。他の巻でも同じテーマの劇画があったと思うがこれが一番好きかな。豪胆な主人公が同僚に妬まれつつも能力によって認められていきつつ、問題を起こすが殿の温情でことなきを得る。その後の戦で殿の温情を戦場で返すという内容 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ちょっと短期間で一気に読んでいるせいか話の区別がわからなくなってきたし、執筆した年代もかなり違うのか作品によってのタッチが違いすぎてわかりにくい面もあるがやはり面白いな