あらすじ芸者玉千代が首の骨を折られて殺されたのは一年前! やっと下手人の確証をつかんだのはひと月前…奉行所のにらんでいたとおり相撲取りの荒熊が、ふられた腹いせに張り殺したという…。現場に居合わせた幇間が口を割ったのだ。今になるまで口を閉ざしていたのも、証言したことが知れたら荒熊に殺されると思っていたからだった。なにはともあれ一年近く手間取った美人芸者惨殺事件もついに解決…と思いきや、荒熊は尾州家のお抱え力士であった……。(江戸相撲惨劇 土俵殺陣より)
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ この世界観の忠義とはなんぞや家はなんぞやと思わせる内容だった。「忠臣儀右衛門」と「日陰に死す」は寝る前に読むのは向かないな ・特に好きなところは? 戦鬼が特に面白い。他の巻でも同じテーマの劇画があったと思うがこれが一番好きかな。豪胆な主人公が同僚に妬まれつつも能力によって認められていきつつ、問題を起こすが殿の温情でことなきを得る。その後の戦で殿の温情を戦場で返すという内容 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ちょっと短期間で一気に読んでいるせいか話の区別がわからなくなってきたし、執筆した年代もかなり違うのか作品によってのタッチが違いすぎてわかりにくい面もあるがやはり面白いな