あらすじ「好きな人」との未来を思い描くちふゆは、ハルキを脅迫して恋人同士の行いを強要する。家庭と学校のどこにも居場所がなく、追い詰められたハルキは限界を迎えていた……。そして、心の拠り所である深愛(みあ)にちふゆと手をつないでいる姿を見られてしまい――。「好きな人と幸せになりたい」だけなのに、もがいても苦しみが続いてゆく――絶望の第3巻。
4巻まで読了。 深愛は、自分で気づいていないけど、かなりのストーカー。 以前働いていたスーパーの店長と不倫関係にあるが、店長との将来結婚して、家庭を持つことを純粋に思い描いている。 そして、将来に向かって進むためには、現段階で店長の幸せが優先される。 歪な関係性。 そして、店長の家庭にドンドン入っていく。 怖い・・・。 さらに、登場人物全員心が壊れている・・・。 でも、現実世界もこれに似ているところがあるんだろうなぁと。 それぞれの生活環境で、子どもの性格も変わってくるだろうし、何よりも皆自分が優先。 自分が将来そうなりたいから今、こう動く。 それには、人の気持ちを考えてとか、いけない事をしているとかまで考えが及んでいない。 いつかくる破綻が怖すぎる…。