逆襲の山奥にて――、“怪人・山岡伝説”、南無三宝―――。ファブルらを標的に“殺しの遊戯”を再開した“恐怖なき男”が、ついにヨウコらに迫りくるッーー!!!!!! まるで映画を観るように、人の生き死にを楽しむ男、山岡。浜田組長暗殺と騒動を巻き起こし、ファブル同士の対決を画策! 狙いは、組織史上最高傑作の殺し屋をじかに味わうこと! この危険すぎる遊戯実現のため、主演・“佐藤明”、ヒロイン・ミサキと勝手に死のキャスティング! 組織の仕事を増やすためといいながらプロ中のプロによる殺し合いを演出!? だが、行き過ぎたお遊びはついに己の身に返ってきた。親殺しの陰謀を知った真黒組五代目組長・海老原はもとより、属する組織からも追われることになった山岡。逃げる側となっても危険この上ない男。ミサキも、オクトパス社長も、この狂気の“恐怖なき男”から絶対に守らなければならない!!! ファブルらの逆襲が始まる!!!
怪人・山岡vs.最高傑作の男、ザ・完全決着ッ!! “さらばアキラ&ヨウコ”―――‥‥。無敵の第1部大完結と相成ります。ついに黒服面を被った”ザ・最高傑作の男”が同門の反逆幹部、怪人山岡一派との“ザ・最終決戦”に向かうのです。“最高傑作“佐藤明と対決することに喜びと興奮を隠しきれない怪人山岡。恐怖心のないこの怪人が、己の楽しみのためだけに暴走! 組織のボスもついに、山岡暗殺指令を出す! 休暇中の”ファブル“についに正式な”仕事“が!! 山岡一派のアザミ、ユーカリらの凄腕の殺し屋たちは組織の命に背いて山岡を守ると宣言! 超一流のプロ対プロの対決は3対1となった! 幹部を山岡に殺され、山岡狩りへ本気で動いていた真黒組組長、海老原もこの戦いの場に身を置く! ついに、壮絶な”ザ・最終決戦“が始まるのです!
主人公自身がプロなのはもちろん、実は周りのキャラクタ達も、それぞれのプロ意識というか、自分の責任みたいなものを考えているように感じられるのが好きです(全員ではない)。殺し屋の話なので当然暴力的なシーンも出てきますが、ちょうどいいハラハラ感。怖すぎずのんびりすぎず、時折ギャグも入れてくるし、時折切なさもある。66話目の最後のページとか、グッとと来ました。 おすすめです。