あらすじ好きな人を、照れさせたい。文化祭の一件で、佐藤さんに可愛い一面を知られてしまった押尾君。そんな状態で迎えた動物園デートでは、彼氏の威厳を取り戻すため、佐藤さんを完璧にエスコートする作戦を練るのだった。しかし佐藤さんも、デート中に押尾君の「照れ顔」を こっそり撮影する計画を立てていた!! 二人を応援する野次馬たちを巻き込みながら、動物園を舞台に恋愛“頭脳”戦が始まる――! 糖度120%の青春ラブコメ、一触即発のあまあまバトル!?
「塩対応な人が自分にだけ甘い」 という俺得な設定なだけに読んでみましたが、非常に良かったです。 結局、自分にだけしかみせない態度だったり顔だったりに萌えるんですよね。 全人類がそうだと思ってます。 美人だけど誰に対しても塩対応な佐藤さん。 実はただの人見知り・コミュ障なだけで、実際は、とっても可愛らしいというのも鉄板なのですが良いです。 特に、あまりよくわかってないのにドヤるところとか、周囲を気にせず突っ走るところとか、ちょっとポンコツ気味なのもツボです。 結局主人公も佐藤さんが気になり、佐藤さんも主人公が気になっているという、なぜか気づかれない両片思いという構図。 リア充っぷりに本来なら憤死しかねない勢いですが、 二人の初々しい感じは嫉妬を超えた尊さがあります。 照れると塩になるので、想いが通じるときがくるのかな?と眺めながら読んでいます。