あらすじ誰よりもひたむきで、甘い恋―― 文化祭での公演を控えた演劇同好会を、突然のトラブルが襲う。怪我をした五十嵐 澪に代わり、舞台に立つのは「塩対応の佐藤さん」!! そこは、全校生徒が見守る大舞台… 演劇素人な上に、極度のあがり症な佐藤さんが演じるのは!? そんな佐藤さんを見守る、押尾君の想いにも変化が―― あまあま青春ラブコメ文化祭編、ついにクライマックス!!
「塩対応な人が自分にだけ甘い」 という俺得な設定なだけに読んでみましたが、非常に良かったです。 結局、自分にだけしかみせない態度だったり顔だったりに萌えるんですよね。 全人類がそうだと思ってます。 美人だけど誰に対しても塩対応な佐藤さん。 実はただの人見知り・コミュ障なだけで、実際は、とっても可愛らしいというのも鉄板なのですが良いです。 特に、あまりよくわかってないのにドヤるところとか、周囲を気にせず突っ走るところとか、ちょっとポンコツ気味なのもツボです。 結局主人公も佐藤さんが気になり、佐藤さんも主人公が気になっているという、なぜか気づかれない両片思いという構図。 リア充っぷりに本来なら憤死しかねない勢いですが、 二人の初々しい感じは嫉妬を超えた尊さがあります。 照れると塩になるので、想いが通じるときがくるのかな?と眺めながら読んでいます。