あらすじ夏は終わっても、恋は続く―― デート資金を稼ぐため、お食事処からお化け屋敷まで、さまざまなバイトをやり遂げた佐藤さん。夏休み最後のバイトは、押尾君の働くカフェの店員! 今までのバイト経験を活かして、明るく働く佐藤さん… だけど、何故か押尾君にだけ塩対応で――!? 特別な日の夏祭りデート、二人の初恋の行方はしょっぱくて、もどかしくて…やっぱり甘い。糖度120%の青春ラブコメ、新たな季節が始まる!!
「塩対応な人が自分にだけ甘い」 という俺得な設定なだけに読んでみましたが、非常に良かったです。 結局、自分にだけしかみせない態度だったり顔だったりに萌えるんですよね。 全人類がそうだと思ってます。 美人だけど誰に対しても塩対応な佐藤さん。 実はただの人見知り・コミュ障なだけで、実際は、とっても可愛らしいというのも鉄板なのですが良いです。 特に、あまりよくわかってないのにドヤるところとか、周囲を気にせず突っ走るところとか、ちょっとポンコツ気味なのもツボです。 結局主人公も佐藤さんが気になり、佐藤さんも主人公が気になっているという、なぜか気づかれない両片思いという構図。 リア充っぷりに本来なら憤死しかねない勢いですが、 二人の初々しい感じは嫉妬を超えた尊さがあります。 照れると塩になるので、想いが通じるときがくるのかな?と眺めながら読んでいます。