掲載誌情報ビッグコミックオリジナル増刊小学館2025/02/121978年のまんが虫/探偵見習い アキオ…/七帝柔道記/写真屋カフカ/凱輝! Yoshiki/ホロウフィッシュ/次の整理/ランジェリー・リリィ/一月の白魔/13日には花を飾って/港町ブルース/ロッシとニコロのおかしな旅/赤松さん/波の間にまに/クイズの神様 QuizRoad/ブルーバード5/大河への道/釣りバカ日誌番外編 シャドーマン/言葉にできないこの感じ/七帝柔道記外伝/大地の子 すみれ/愛の彷徨シリーズ/メロスのバカ!/そぞろマン/猫道 NECO DOH/
保健の授業聞いてなかった奴小野寺こころ読切4件のクチコミ『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。作品を読む
写らナイんです(読切)コノシマルカ読切3件のクチコミ見えてはいけないものを、引き寄せてしまう黒桐まこと。オカルト人生を送る彼の日常が、動き出す! 新感覚のボーイミーツガールをお楽しみに!(週刊少年サンデー2023年16号)作品を読む
ゴーストライト平井大橋読切1件のクチコミ[野球漫画賞 佳作] 「1億円40漫画賞」40のテーマ別漫画賞の受賞作、ついに発表開始!!! 週刊ヤングジャンプ本誌および特設サイトにて、8回にわけて発表していきます!(2020年10月15日掲載)作品を読む
ゴーストバッター平井大橋読切1件のクチコミ[野球漫画賞 佳作] 「1億円40漫画賞」40のテーマ別漫画賞の受賞作、ついに発表開始!!! 週刊ヤングジャンプ本誌および特設サイトにて、8回にわけて発表していきます!(2020年10月15日掲載)作品を読む
[10Pショート読切] サインミス平井大橋読切クチコミなし投稿する40漫画賞野球部門にて『ゴーストバッター』『ゴーストライト』の2作品が佳作をW受賞。 シンマン賞97回にて『可視光線』で佳作を受賞。作品を読む
思い出せないの問松居間読切4件のクチコミ大人になって忘れてしまったもの、ありませんか? 仕事に疲れ果てたOLは、アイスとサカナクションを愛する小学生の甥に導かれ、夏の日の帰り道をゆく。思い出せなくなってしまった記憶と再び出会う、“元”子供たちに贈る物語。作品を読む
久しぶりに帰省した主人公は東京で女芸人をしている。父と母は兄の子供である孫に夢中で、90歳を過ぎた祖母はボケてきていた。今現在の時間の流れを主人公の視点で語りつつ、そこにボケて子供に返った祖母の記憶と意識が混ざる構成。 祖母が子供だった頃の村では凶作で食うに困った人達が芸を見せて金をもらい歩いていて、同情した父親が彼らを家に泊めたが、翌朝に物が盗まれていたことがあった。主人公はパソコンの画面越しにネタ合わせしていた相方に「どうして里帰りしたの?」と聞かれ「自分は子供に返りたかったのだ」と気づく。子供に返ってしまった祖母と子供に返りたい孫。二人ともそれぞれの過去と現在のしがらみに苦しんでいる。 物語の最後で東京に帰ろうとする主人公を玄関先で呼び止めて「私からもらったと言うな」と祖母がお菓子を握らせる。おそらく祖母のボケた思考回路の中では、子供心に印象的だった貧しさから盗みをしてしまった人物達と、同じく芸をしている孫を混同しているが、この行為は祖母からの泥棒をしたあなた方を恨んでないというメッセージだと思う。主人公は自分が買ってきたお土産を渡してくる程ボケても子供のように可愛がってくれる優しい祖母だと感じている。 ある意味ここで意思のすれ違いが起きているけれど、同時に祖母も孫も救われている。そこに気づけるのは読者だけ、というのも面白い。 短編集『心臓』に収録されていた作品それぞれに登場したモチーフが数多く見つけられた。高野文子のオマージュのような表現もそう。今回の「あんきらこんきら」で一つの完成形に達したような感じがする。けれども奥田亜紀子の進化はまだまだ続くと確信を持てる傑作でもありました。