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【シンマン賞#059 佳作受賞作】あらゆるものの本質を追い求め、あらゆる知識を貪欲に吸い尽くす知性の怪物「平賀源内」。その代表的仕事である「エレキテル」の復元にまつわるエピソードを通して、彼の哲学と本能に迫る歴史奇譚。(週刊ヤングジャンプ2019年51号)
自分なりに踏ん切りをつけて陸上競技を引退した嵐山颯太郎。 美術の授業で、絵を描くことに常に全力で向かう森崎めぐこ と出会い──。 好きなら好きだと叫べばよい!あなたの"好き"を肯定する全力美術活劇開幕!!
題材に平賀源内を選ぶのがまず渋くていい。が、特筆すべきは漫画力というべきだろう。ハッタリの効かせ方が上手い。奇矯な行動に異様な集中力をもつ所謂天才の平賀源内に、それを支える奇矯な理解者の奥さん。 普通では理解できない天才たちであるが、その凄さを凡人、十兵衛に感情移入する形で物語を回している。最後まで物語の軸にもブレがなく、面白い。いい作品だった。