今、あらためてアイヌ民族を知るということ。かつての伝統的なアイヌ社会の日常とは。そして現代のアイヌ民族の状況とは……。不思議な響きをもつアイヌ語とその文化――狩猟採集、口承文芸、婚姻習慣、宗教儀礼、死生観…… 作者は漫画家にしてアイヌ語講師、講座では伝えきれないあれこれを漫画で鮮やかに感動的に表現します。
今、あらためてアイヌ民族を知るということ。かつての伝統的なアイヌ社会の日常とは。そして現代のアイヌ民族の状況とは……。不思議な響きをもつアイヌ語とその文化――狩猟採集、口承文芸、婚姻習慣、宗教儀礼、死生観…… 作者は漫画家にしてアイヌ語講師、講座では伝えきれないあれこれを漫画で鮮やかに感動的に表現します。
ウルの山脈を越え、オラスカの平原を走り、龍河を下りし東海の果てに、夏は黄金に、冬は白金に輝く島あり。名をウタリアと言う。その平和な地に突如襲来する、蝗の黒い大軍。焼き尽くし、殺し尽くし、奪い尽くす邪倭羅国の尖兵である。イフツ国の青年ラメトクの目前で、一人の少女が救世主として覚醒する。金髪碧眼のウタリア王女・アーシュラであった。古代北海道・悪辣な倭人の侵食に対抗するアイヌの勇者に材を取った壮大な歴史ファンタジー!
民俗学って案外好きなので面白かった!ゴールデンカムイよりディープなアイヌの文化が分かる漫画。思うのは、食べ物は手に入りづらいからこそ神様にたくさん感謝して、死が身近だからこそ、沢山おまじないっぽいのが多いんだと思う。 それにしても、アイヌが先住民族として認められたのが2019年5月って事実に驚きが隠せない!ひどすぎる泣。