あらすじ殺人妻の母親は何者だ? 真実へ迫る! 緊張の控訴審。「真犯人は自分の父親だ」そう証言した真珠だったが、彼女の言う父親・三島とは血の繋がりがないことが判明し、法廷で追い込まれてゆく。事件の鍵、真珠の心を解く鍵は父親ではなく母親だと直感したアラタは、すでに亡き真珠の母親・環の心を探ろうと試みるが...!?
映画化されて話題になっていたので読みました。映画の予告でも怖そうだなと思ってましたが原作も違う意味で怖かった。多少死体の描写はあれどそういう強さではなく、真珠が塀の中にいるのにこちらの心理を揺さぶってくる感じがレクター博士のよう。ハラハラというよりゾワゾワします。 アラタは真珠のことを頭が切れると言ってますがアラタもなかなかの鋭さと対応力。アラタのおかげで多少勇気出る。続きがとっても気になるものの、怖くて途中で止まってます。 サスペンス好き、ゾワゾワ好きには大変おもしろい作品だと思います。