あらすじ過去の確執から、親友・村崎と開襟を開けぬ伊衛郎(イエロー)。だが、思わぬところで屈託なく「ブルー様」と口にする村崎に、伊衛郎は驚愕する。ブルーは、村崎を、幼い子供らを手懐けていた。そして今、その魔手はスカーレットへ!?一方、D分隊、テレンス、そしてブルーの皆殺しを目論むレッドたち。襲撃を前に、レッドは同行するアンジー、グレイ、ゴールドスミスの三人へ、ウィシャ族の戦前の儀式だと、杯を差し出す!
ウィシャ族(インディアン)の末裔レッドが自分の部族を滅ぼした米軍「ブルー小隊」に復讐を仕掛ける物語。 西南戦争から逃げ延びた相棒の日本人イエロー、娼婦のアンジー、元ブルー小隊のゴールド、巡回牧師のグレイなど社会のはみ出し者たちがレッドとともに命を燃やす…。 全キャラシブすぎてマジで泣けてきます。 人種問題というモチーフは重厚ですが村枝賢一作品らしく読み味は爽快です。 レッドの必殺武器、巨大リボルバー「ヘイトソング」は必見!!