あらすじブルーの軍事計画最終実験場、ダコタ州「ブラックヒルズ」──。ブルーが百人を超える陸軍の精鋭“青の猟兵”を集結させた地は、ブラックヒルズの農場の他に、もうひとつあった。それはワシントンD.C.大統領官邸(ホワイトハウス)!一方、レッドの襲撃を待つブルーは、手の内にあるスカーレットに衝撃の過去を語る。「私は…移民船で生まれ、捨てられ、さまよい……そしてウィシャという部族に拾われ施しを受けた……」!?
ウィシャ族(インディアン)の末裔レッドが自分の部族を滅ぼした米軍「ブルー小隊」に復讐を仕掛ける物語。 西南戦争から逃げ延びた相棒の日本人イエロー、娼婦のアンジー、元ブルー小隊のゴールド、巡回牧師のグレイなど社会のはみ出し者たちがレッドとともに命を燃やす…。 全キャラシブすぎてマジで泣けてきます。 人種問題というモチーフは重厚ですが村枝賢一作品らしく読み味は爽快です。 レッドの必殺武器、巨大リボルバー「ヘイトソング」は必見!!