あらすじ断崖にそびえるブルーの屋敷で、激闘の末、ブルー小隊・副官テレンスを葬ったレッド。燃え堕ちる屋敷を飛び出した彼を迎えたのは、親友・伊衛郎(イエロー)生存の情報だった!一方、残されたアンジ―達は、大統領のエージェント・ブラウンから、ブルーの正体を明かされる。ブルーは陸軍最深部に常に存在し、合衆国を裏で支える「将軍」でもあった!?遠大濃密に紡がれてきた物語と物語がついに交錯!大西部劇、最終章へ!
ウィシャ族(インディアン)の末裔レッドが自分の部族を滅ぼした米軍「ブルー小隊」に復讐を仕掛ける物語。 西南戦争から逃げ延びた相棒の日本人イエロー、娼婦のアンジー、元ブルー小隊のゴールド、巡回牧師のグレイなど社会のはみ出し者たちがレッドとともに命を燃やす…。 全キャラシブすぎてマジで泣けてきます。 人種問題というモチーフは重厚ですが村枝賢一作品らしく読み味は爽快です。 レッドの必殺武器、巨大リボルバー「ヘイトソング」は必見!!