あらすじ

たった独り川原で吹き続けてきた大。その前に、一人の男が現れる。「オレが、君にサックスを教える」―――「お前の音は、人を圧倒する」――――音楽を理論的に、急激に吸収し始めた大は、ジャズフェスティバルで賑わう街中で、楽器を取り出し、突如演奏を始める…
BLUE GIANT 1巻

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

BLUE GIANT 2巻

たった独り川原で吹き続けてきた大。その前に、一人の男が現れる。「オレが、君にサックスを教える」―――「お前の音は、人を圧倒する」――――音楽を理論的に、急激に吸収し始めた大は、ジャズフェスティバルで賑わう街中で、楽器を取り出し、突如演奏を始める…

BLUE GIANT 3巻

師匠・由井から技術と理論を徹底的に叩き込まれた大は高校生活最後の文化祭に出演しようとする。ロックとポップスで盛り上がる中、たった独りテナーサックス一本でステージに立つ大。「必ず届く」と信じる大のジャズは、届くのか―――――――――

BLUE GIANT 4巻

師匠・由井に教わりだして初めてとなる他のプレーヤーとのセッション。全力で吹く大が、音楽の新しい段階を垣間見た時、その音が別な力を帯びていく―――― そして、育った町を出ること決意し、友達、師匠、父と兄妹に別れを告げる。それぞれの強い想いに送り出された大は―――!?

BLUE GIANT(5)

上京して、独り練習し続ける大が出会った、同い年の凄腕ピアニスト・雪祈。軽々しく「組もう」と言う雪祈に対し、世界一を目指す大は、躊躇する。次第に明らかになる雪祈の音楽に対する想いとは。そして、もう1人、意外な男がこのユニットに加わる…!!

BLUE GIANT(6)

18トリオ、初ライブ決行の第6集!! 動き出した 大、雪祈、玉田のトリオ。玉田は必死に2人に追いつこうと練習し、雪祈はオリジナル曲作りに苦心し、大は新しい武器を手に入れようともがく。そして、迎えたトリオの初ライブ――― 客は入るのか? 演奏は成功するのか?

BLUE GIANT(7)

大達、10代のジャズトリオ「JASS」。その全力の演奏が、客を増やし始める。初めて受け取ったギャラ、トリオを羨む中年バンド、悩み前進しながらライブを行うことで大達は道を切り拓いてゆく。そして、ピアニスト雪祈は、憧れ続ける日本一のジャズクラブに出演しようと、ある男を招き――――?

BLUE GIANT(8)

必死に真摯に、東京でジャズを演奏し続ける10代トリオ「JASS」。その中で、憧れのジャズクラブの男にソロ演奏と日頃の姿勢を激しく酷く評されたピアニスト・雪祈は沈む心を胸に、新たに歩もうとし始める。だが、考えても努力しても思うようなソロが出来ない… そのライブ中、大が突然…!?

BLUE GIANT(9)

初めて出場するジャズフェスティバル、大・玉田・雪祈の3人は 有名グループの前座扱いでステージに立つことに。今までで一番多い観衆の前で、自分たちの音に期待していない客の前で、前座としか思っていない有名アーティストの前で、3人が全力の演奏を始める!! そして、ピアニスト雪祈に思いもしなかったオファーが舞い込んできて…!?

BLUE GIANT(10)

雪祈が小さな頃から目標としてきた 日本一のジャズクラブ「So Blue」。病欠ピアニストの代打でそのステージに 上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。すべてが大きく動き出そうとしていた その時―――――――――――――――――― 大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!!!

BLUE GIANT

音が聞こえる漫画と話題だそうです

BLUE GIANT 石塚真一
ゆゆゆ
ゆゆゆ

「BECK」といい、「デトロイト・メタル・シティ」といい、音楽漫画は、漫画なのに頭の中で音が聞こえてくる瞬間がたしかに楽しいですね。 アニメ映画化とのことで、広告がたくさんうたれているっぽい本作。 映画あらすじを先に見たせいか、一巻で高校生活を終えて、その後はジャズプレーヤーの日々が紡がれるのかと思ったら違いました。 ジャズにはまったからといって、一人でひたすら練習なんて、早々にできません。 良い意味で馬鹿です。 なりふり構わない、というか、気にしてもいない。そういう人がものすごい人物になるんでしょう。 巻末にある、未来の知り合いからの「あの人を語る」は、先を読んでないのに未来を想像させてくれて、なかなかジーンとしました。 音が聞こえる漫画は良いと冒頭で書きましたが、最初のころはサックスの音がバカでかかったようなので、音が聞こえない漫画で良かったと思いました。 想像の音しか聞こえないので、音量しかり、詳細が描写されたときは「あ、そうだったの?」というビックリ展開にもなっていて良かったです。 今なら4巻まで無料で読めるみたいなので、映画化記念にあなたもどうぞ。

BLUE GIANT

BLUE GIANTシリーズの第1弾

BLUE GIANT 石塚真一
酒チャビン
酒チャビン

なんかメディア化があるらしく、コンビニでもプッシュされていたので手に取りました。 あまり期待してはいなかったのですが、面白いですねこれ!!! 最初ちょっとなんでバスケ部のやつがサックス頑張ってるのかよくわからず、お前まずバスケがんばれよと思いましたが、途中からあまり気にならなくなりました。 音楽マンガというとシオリエクスペリエンスが好きで読んでいて、あちらは皆のがんばりを応援して感動して泣ける、という感じですが、こちらはなんか燃えてきて自分もやりたい!!!と思わせるマンガです。違った魅力がありますね!!主人公の大が、少し編集王のカンパチっぽい感じがあり、そこも好きです!! 特に良かったシーン3選 ・音楽の先生と文化祭に出たシーン ・オリジナル曲のファーストノートが完成したシーン(細かい音符で作っていたのを捨ててロングトーンに変えた) ・「玉田、お前を必死で支えてたぞ」(雪祈) けっこう音楽ものは音が出ない分、マンガにはしやすいと思うのですが、メディア化(ドラマでしたっけ??アニメ??)は音が出る分、かなり絶望的に大変なチャレンジだと思いますが、すごく面白い原作なので、制作の方はがんばってほしいです。 いずれにしましても、もっとみんなに読んでほしい作品です!!