あらすじ

全国から札付きの極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる熱き男たちの闘いがあった。刑務所の年に一度の楽しみとして、誰もが心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“シャバめし自慢バトル”!!熱々のコロッケ…甘~いホットケーキ……情たっぷりの激旨ドラマに喉を鳴らせ!!
極道めし1

全国から極道たちが集まる浪花南刑務所……。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる男たちの闘いがあった。刑務所では年に一度の楽しみとして、誰もが心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“めし”自慢バトル!!待望のおせち料理は誰の手に!?

極道めし2

大晦日の浪花南刑務所…。ここで今まさに、極道たちの熱い闘いが決着を迎えようとしていた。刑務所の一年で最高の贅沢品“おせち料理”を賭けての“めし”自慢バトル!!極上の旨いモン話に喉が鳴る!腹も鳴る!!

極道めし3

全国から札付きの極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる熱き男たちの闘いがあった。刑務所の年に一度の楽しみとして、誰もが心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“シャバめし自慢バトル”!!304号房で繰り広げられた白熱の第2シーズン、ついに決着!!

極道めし4

全国から札付きの極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる熱き男たちの闘いがあった。刑務所の年に一度の楽しみとして、誰もが心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“シャバめし自慢バトル”!!熱々のコロッケ…甘~いホットケーキ……情たっぷりの激旨ドラマに喉を鳴らせ!!

極道めし5

全国から札付きの極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる熱き男たちの闘いがあった。刑務所の年に一度の楽しみとして、誰もが心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“シャバめし自慢バトル”!!母ちゃんのしょうが焼き…醤油がジュワ~のサザエの壷焼き……極上の旨いモン話がしのぎを削り合う!!

極道めし6

「このマンガがすごい!2008」で第7位に選ばれて以来、未だメディアから高い評価を受け続け、グルメ漫画の最先端を突き進む本作の第6巻!浪花南刑務所での“シャバめし自慢バトル”はいよいよ大詰め。風呂上りのひんやり冷えたミカンに対抗するのは、圧倒的な肉……?男たちが勝負を終えた時、紀州女子刑務所では、お菓子を賭けた女囚たちのバトルが始まろうとしていた――!

極道めし7

紀州女子刑務所での“シャバ料理自慢バトル”に決着が着いた頃、某TV局プロデューサーによる、ある企画が動き出そうとしていた。なんとそれは、元服役囚たちを一堂に集め、刑務所内で食べたローカル食の話で競わせるという、“塀の中の三ツ星グルメ”話バトル!!仙台、高松、広島、博多……知られざる刑務所メシの世界が明らかに――!!

極道めし8

“塀の中の三ツ星グルメ”を語り尽くした元囚人たちの間でまことしやかに噂された「話王」の存在。決してはずさない飯話を語るという伝説の話王は、全国の刑務所に数人存在する……。そんな話を耳にし、調査に乗り出したのは噺家の梅松師匠。訪れた刑務所の面会室で、梅松と刑務官の「ゴクッ」がこだまする!?

極道めし9

全国の刑務所に散らばる10人の「話王」たち。麺王、寿司王、定食王、ドヤ飯王などと呼ばれ、飯話を語らせれば右に出る者のいないと言われる彼らが、近畿地方の某刑務所に集められた。その目的はなんと、話王たちによる飯話大喜利大会の開催!第1ラウンドのお題「自炊飯」に対し、次々と繰り広げられる話王流グルメ話に囚人たち、悶絶!!

極道めし10

「話王」たちによる飯話大喜利バトルもいよいよ大詰め!舌ならぬ耳の肥えた囚人たちをうならすラーメン話とは!?そして、とある刑務所内では「もし…この飯が人生最後の飯やったら…」という男の一言から、“最後めし”語りが始まり……。最後に喉を鳴らすのはステーキか、握りか、はたまたお茶漬けか!?異色グルメ漫画、ついに完結!!

極道めし

美味しいとこだけ見えないから美味しい漫画

極道めし 土山しげる 大西祥平
野愛
野愛

今まで食べた中で一番うまい飯の話を語り、思わず唾を飲みこんだ人が多ければ多いほど勝ち。 今そこに飯があるわけじゃないからこそ面白い、それを漫画でやるのがこれまた面白い。 落語とか怪談とか民話とか、語りの良さってやっぱり語りにあると思うんです。語られてる事象や世界はそこに存在しなくて、でも語り口であったり表情だったりがその世界に引き入れてくれる。想像の余地があるからこそ面白い。 漫画は絵と文字だからある意味想像の余地がない…美味しそうな料理も、それを食べたときの表情も、見た瞬間にわかる。 でも、味は想像するしかないんですよねえ…。 想像の余地がないって言ったけど、いっちばん知りたくて知りたくて仕方ないところだけ想像するしかないっていうのがたまらなく面白い。 さらに、語りにおいて重要な声も聞くことができない。唾を飲みこむ音ももちろん聞こえない。 凄いなあ。漫画的面白さ詰め込んでるなあ。 料理における味、語りにおける音、この2つがわからないから余計に面白いんだなあ…。 なんてことを考えてもう一周読んだら面白かったです。漫画って面白いですね。