あらすじ「すべてを見切る眼差し」“緑玉使い(エメラルドマスター)”エスメラルダ=ランジェ登場!エジプト、台湾、ハワイ――。冒険は世界を巡る!!行方不明の父を捜すために世界中を飛び回る“宝石使い(ジュエルマスター)”流崎レイカ(りゅうざきレイカ)は、カイロの空港で謎の美女に遭遇。さらに台湾で休暇中のレイカの前に再び現れた彼女の口から、闇のダイヤモンドシンジケート・シャニと父の名前が……!!この碧眼の美女はいったい何者なのか!?
皆川作品としてはかなり貴重な女性主人公を描いた本作は、のちに『海王ダンテ』もともに手掛ける岡エリ(泉福朗)先生との初タッグ作品です。 Wikipediaによると岡先生は2巻から脚本に参加されているそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/岡エリ スペシャリストを描かせたら右に出るものなしの皆川先生ですが、今回は宝石のエネルギーを引き出して超人的な能力を発揮する「ジュエルマスター」3人娘の物語。超視力や怪力、人を操ったりと王道の能力バトルが楽しめます。 本作を読んでから『ダンテ』を読むのもまた面白いですね。(『ADAMAS』にも不老不死キャラが出てきたりします) 女性主人公だから…というわけでもないかもしれませんが、敵のイケメンジェネラル・ジンとのロマンスもあったり、一味違う皆川作品を味わいたいときはコレ!