あらすじ「ジェネラル。ジンは死んだ」ウィルスングループのニコライ・ルーシの言葉を信じられないレイカはわずかな手がかりから彼が生きている事を知る。彼女は必死にジンの痕跡を探す。一方、レイカの父・流崎好夫の正体が明らかに。彼はマリー・ランジェと同じ宝石使い三賢人の一人だった。長き旅を続けた彼らが辿りついた場所とは?皆川亮二が描くダイヤモンドに愛された美しき女の物語はいよいよ佳境に。
皆川作品としてはかなり貴重な女性主人公を描いた本作は、のちに『海王ダンテ』もともに手掛ける岡エリ(泉福朗)先生との初タッグ作品です。 Wikipediaによると岡先生は2巻から脚本に参加されているそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/岡エリ スペシャリストを描かせたら右に出るものなしの皆川先生ですが、今回は宝石のエネルギーを引き出して超人的な能力を発揮する「ジュエルマスター」3人娘の物語。超視力や怪力、人を操ったりと王道の能力バトルが楽しめます。 本作を読んでから『ダンテ』を読むのもまた面白いですね。(『ADAMAS』にも不老不死キャラが出てきたりします) 女性主人公だから…というわけでもないかもしれませんが、敵のイケメンジェネラル・ジンとのロマンスもあったり、一味違う皆川作品を味わいたいときはコレ!