あらすじ『藤村』の常連である「社長」は、今日のデザートが葛切と聞いて「実は…」と話し始めた。「社長」はさる女性社長とお茶を飲んで話すうちに、その言葉遣い、立ち居振る舞い、奥ゆかしさにすっかり魅了されてしまったと語る。その時のお茶受けに出されていたのが葛切だったという。この優雅な女性に対して、家の茶の間に寝そべって大判焼きを食べていた女房のガサツさを見て…。
※ネタバレを含むクチコミです。