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“変態”前野、“あしたのジョーおたく”井沢、“ムッツリスケベ”田中、“ハーフでワキガ”田辺ミッチェル五郎、“女殺し”木之下、そして部長の竹田。稲豊中学校、卓球部の六人は、今日も練習に励んでいた。ある日、前野に告白しようとする女子が現れた！前野と「女なんかくそくらえ会」会長と副会長の間柄だった井沢は激怒して…!?あの伝説のバカたちが帰って来た！
稲中卓球部に女子マネージャー・岩下京子がやってきた！来たる大会の抽選会、竹田は岸中を一回戦で引いてしまう。毎回優勝候補に上がり、テレビの「卓球教室」のお手本役で出ちゃうようなすごい奴らを相手に、前野たち部員はすっかりやる気を失う。だらしのない部員たちに、京子は全勝した者にもれなく「一年間有効フリースケベ券」をプレゼントという暴挙に出るが…!?
市の卓球連盟の企画「アチアチ愛のダブルス卓球大会」、なんと優勝したら50万円とグアム六日間の旅！稲中卓球部のメンバーに火がついた。竹田は京子をしごきはじめ、木之下は女子卓球部の主将相馬先輩をつかまえた。井沢は神谷をつかまえ、あてのない田中と田辺は相手を探して街をさまよう。前野は最強の岸本のおばあちゃんとコンビを組もうとするが…!?
最近どうもおかしい、前野は感じていた。楽しそうに話している田辺と田中に話かけると、そそくさと逃げていく。竹田は、目があったのにもかかわらず、気付かなかったなどとぬかす。ヒラヒラのいい女に変装しても木之下は近づこうとしない。親友のはずの井沢などもっと露骨だ。何が起こったというのだ!?オレが何かしたっていうのか？５人の秘密とは…!?
柴崎先生が部費を落としたせいで、卓球部は夏合宿に行けない!?彼らは、目標金額七万円（一人ノルマ一万円）を達成すべく、無い知恵しぼって仕事を始めた。プール掃除でかせぐ竹田夫妻、肩をもんでお金をとる田中…。みんな社会の歯車にかみあいやがって!!まるでオレたち社会不適合者じゃないか。地道に働くことが出来ない前野と井沢はバンドを結成するが…!?
大会をあと10日に控え、竹田は悩んでいた。前野と井沢が問題外、田中と田辺のダブルスもかなりきついものがあるため、一回戦負けが濃厚だったからだ。運動神経のいい京子に目をつけた竹田は、彼女を男子に変装させ、新入部員として特訓を始めた！ところが、変装した京子と竹田がいちゃついているのを見かけた前野たちは竹田をアッチの人と思い込み…!?
神谷ちよこと付き合い始めた井沢は、クリスマスイブに神谷家のホームパーティーに招待される。前野に邪魔をしないようクギをさす神谷。しかし、井沢は前野が秀ちゃんと約束しているらしい「サンタ狩り」のことが気になって仕方ない。ヤロ～いつもそうだ…いつもオレのハートをガッチリキャッチ!!一方、「サンタ狩り」に出かけた前野は、一人さみしくもぐらのツナギを着るハメに…。
全面新しい卓球台を購入した女子卓球部。しかも、「卓球ロボット」まで購入したらしい！男子卓球部がこんなに貧乏なのに、絶対におかしい！ということで第二回緊急ミーティング（テーマ）「女卓なぜそんなに金があるの？」が開かれた。予算委員会で部費について調査するチーム、部員に聞き込みをするチーム、部室をスパイするチームに別れ、調査を開始したが…!?
自分の前世を知って復讐に燃える前野は、都合よく、第２回「アチアチ愛のダブルス卓球大会!!」の優勝賞品がオーストラリア・ニュージーランドの旅であることを知る！今度こそ岸本のおばあちゃんとコンビを組もうとする前野だったが、彼の前に現れたのは三年生の秀才・若林貴子だった。コンビを組んだ二人は卑劣な戦術を使い、次々と勝利を重ねていく!!
井沢の中で「総理大臣になってはいけない人No．１」前野。末っ子の前野は、ワガママに生きていたが、やっぱりちょっとはお兄さんならないと、と思いたち、竹田と井沢に妹を貸せ、と言い出した。しぶしぶ妹を貸すことになった二人だったが、当の妹たちは、前野に興味津々だった。「稲豊ファミリー牧場」に行く事になった三人、ワガママを言う香織とひろ子に前野は…!?
稲豊市の中学校全校で優秀な選手を集めて卓球チームを作り、全国の有名校や選抜チームと試合をすることになった。竹田と木之下に加え、何と前野が選抜メンバーに選ばれた！以前、岸本のおばあちゃんと入れ替わった時の、オール完封勝ちの成績を勘違いされたらしい。早速メンバーが集まることになり、何とかして前野を置いていこうとする竹田と木之下だったが…!?
ついに前野に彼女ができる!?「心はいつも清らかに～。ドブのような心の君達！さぁ君達も一緒に!!心はいつもぉ清らかにぃ～。」人は見た目じゃない、心だ！すっかり改心した前野の前に、告白したいという女子が現れた。キクちゃんである。キクちゃんはブスだ。自分でもそう言ってる。オレもそう思う。だから何だ？キクちゃんは誰にも負けないくらい優しいんだ…。
まだ見ぬ僕の恋人よ、君は一体どこにいる？この広い世界にたった一人、僕を待ってる人がいる。同じくらいの年かな？背は高いかな？まだ生まれてなかったりして。ん…待てよ、日本人とは限らないな、イタリア人かも？どっこいインド？いいじゃないかブラジル？あくまでも中国？……。さがすのダリー…。なんて言ってる間にこれでオシマイ最終巻!!
タイトルは知っていたけど読んだことがなく、昔の漫画と言ってもそんなに昔じゃないんでしょと思っていたら、連載開始から30年だそうで（連載は93年〜96年とのこと）。 30年といえば、最近とは言いづらく。 例えば生まれた子どもが小学校に入るどころか、えーと調べたら、県知事に立候補できる年齢だそうで。 そんなワケわからないことを思わず書いてしまうほど、読んだこともないのに、タイトルを知っているだけなのに、30年という年月に衝撃を受けました。 有名な漫画なのに、どうして自分は読んでこなかったんだろうと思いつつ読んでみたら、なんだか安心してしまうほどヤンマガで連載されていたことを実感するギャグ漫画で、あははと読めました。 これを学生時分に友達と笑いながら読んでいたら、今とは違う何かが生まれていたかもしれませんし、生まれていないかもしれません。 若い頃には戻れないので、反抗期に入った親戚の子供に読ませてみたいなあと思いました。 ちなみに13巻巻頭のスペシャルフォト漫画に覚えがあったのですが、いつどこで読んだか記憶にありませんでした。