レンガ村の森の奥、小さな双子の「ナナホシ」と「タチバナ」は今日も大忙しでおいしいパンを作っています。だって二人はパン屋さん。毎日村のお客さんが二人のパンを「おいしい、おいしい。」と買ってくれるのです。双子のパンがどうしてそんなにおいしいかって? それは二人のたいせつなひみつ。たくさん働いて森が暗くなったら、さあ――はじまり、はじまり。稀代のストーリーテラーが贈る、大人のメルヘンファンタジー。
レンガ村の森の奥、小さな双子の「ナナホシ」と「タチバナ」は今日も大忙しでおいしいパンを作っています。だって二人はパン屋さん。毎日村のお客さんが二人のパンを「おいしい、おいしい。」と買ってくれるのです。双子のパンがどうしてそんなにおいしいかって? それは二人のたいせつなひみつ。たくさん働いて森が暗くなったら、さあ――はじまり、はじまり。稀代のストーリーテラーが贈る、大人のメルヘンファンタジー。
雑司ヶ谷、五反田、錦糸町、駒澤大学、中野…あなたの”住みたい街No.1”はここにあった! 吉祥寺で不動産を営む重田双子(しげたツインズ)はどこにでもある街へと変わっていく吉祥寺に不満たらたら。なのに、お部屋探しにやって来るのは「住みたい街No.1=吉祥寺」の幻想を抱く女子ばかり!だから、今日も紹介しちゃうんだな“吉祥寺以外”の街を。最旬作家・マキヒロチが描く街ぶらラブな不動産マンガ、第1巻!
オレ、圭太(けいた)。高校入試を控えた受験生。双子の姉ちゃんに助けられながら受験勉強中なんだけど、その二人の姉ちゃんは、幸か不幸か超積極的!おまけに誰もが振り返る美少女ときてる。果たしてこのイケナイ恋は実るのか……ではなく、高校合格できるのか!?たったひとりの弟をめぐって巻き起こる、ツープラトンお姉ちゃんズ・エロコメディー!!
婚姻のためオーストリアからフランスへと向かったマリー・アントワネット一行。しかしその道中で「不死者」の群れに襲われてしまう。密かに同行していたマリーの双子の弟・アルベールは姉の危機を前に、尋常ならざる決断をするが――? 革命の歴史を暗黒色の血で塗り替える、新たなダークファンタジー開幕!
2015年に短編「星の砂」が発表された時からずっと応援しており、2018年にようやく初単行本が出た私的イチオシ新人である雨野さやかさん待望の新刊です。 この『ナナホシとタチバナ』は幼い二人の双子の少女たちが営む不思議な美味しいパン屋さんを中心に、主に1話完結型の物語が描かれて行くファンタジー作品となっています。心理描写の巧さが光る雨野さやかさんらしく、この物語でも心に響く人情ドラマが展開され見所の一つとなっています。 また毎回のお決まりである様々な美味しいパンを作るシーンはシズル感たっぷり。クロミカンとチョコレートのみつあみパンや、黒と白の悪魔と天使のバゲットなど実際に食べてみたくなります。 かわいい絵柄と作風が実にマッチしており、とても心温まる作品です。 ……というだけでは終わらないのが、『ナナホシとタチバナ』の魅力。単行本の表紙と裏表紙のコントラストにも込められた秘密が解き明かされる時が楽しみです。 雨野さやかさんの世界にまだ触れたことのない方も、ぜひここから入場してみて下さい。