主人公・すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。だが、昭和18年から描かれる一日一日を確かに健気に生きていく。戦中の広島県の軍都「呉」を舞台にした戦中を生きる小さな家族の物語。
昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。こうの史代が描く渾身の問題作。
甲斐性なしの夫・壮介とのんびり屋の妻・道。二人の暮らしはいつも壮介が持ち込むトラブルで波瀾万丈。に見えて、のんびり屋の道と一緒ならそれさえ愛しい日常になる。あたたかくて笑えてしまう、小さな夫婦の毎日!
1つの花に想いを託せば、新しい人生が見えてくる…。こうの史代が描く、花を心から愛している花屋の店長と店を訪れる客たちとのハートフル・ストーリー。
妻に先立たれた男、参平に遺された一冊のノート。それは妻・おつうが記した生活レシピ満載の『奥田家の記録』だった。主夫として第二の人生をスタートさせた、さんさんの未来は少しおっちょこちょいで賑やか。『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』のこうの史代が描く、残された者たちのコミカルでほのぼのとした毎日。
化学は人に何を与えるのか─────。核分裂を発見しながらも、ノーベル賞は共同開発者のオットー・ハーンにのみ授与された物理学者リーゼ・マイトナー。「人間性を失わなかった」と言われる彼女の半生とは…。(コミックゼノン2018年12月号)
『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』のこうの史代の初期傑作!ある日、迷子の小鳥“ぴっぴらさん”と出会ったキミ子。小さなセキセイインコ・ぴっぴらさんとの暮らしは、小さな発見と驚きの連続で、その日々はやがてかけがえのない宝物になってゆくーー。
幻のこうの史代作品が待望の初書籍化! 表題作は、人間界から帰れなくなった悪いかっぱの少女ねね子が巻き起こす日々の騒動を愛らしく描くオールカラー漫画。本作のほか、描き下ろしスケッチコラム「かっぱ紀行」や未書籍化の漫画、イラストも収録。
小学生のやよいが、ある日、帰り道で出会ったのは、目つきの悪いニワトリ“こっこさん”。以来、毎日がとっても楽しくてとってもこわい!? 一人と一羽のドタバタでのほほーんな日々!! 文化庁メディア芸術祭大賞受賞作家が贈るスローライフコミック!! 収録作品:こっこさん / こっこ草 / こっこ風 / こっこ装 / こっこ邸 / こっこ校 / こっこ宝 / こっこ流 / こっこ友 / こっこ島 / こっこ独 / こっこ虫 / こっこ塾 / こっこ走 / こっこ父 / こっこ笑 / こっこ時 / あとがき
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。こうの史代氏、最新作!! 生きていると、覚えていたい事・忘れてしまいたい事ありますよね?自分の意志とは関係なく、過ぎ去っていく日々は段々と薄れていくもの。しかし、私たちはこの未曾有の東日本大震災を忘れてはなりません。3年が経過した今だからこそ震災関連の書籍を手に取るのに抵抗のある人にも勧めたい心温まる作品です。一人でも多くの方に時を越えて語り継ぐべき震災の現実を、雄鶏と旅をしながら感じていただきたいです。
『この世界の片隅に』のこうの史代が贈る、ほのぼのシュールな動物4コマ漫画! うさぎの家族と街の動物たちの日常を、鳥獣戯画へのオマージュを込め、ユーモアたっぷりに描く。また作中で使った漫画の記号表現「漫符」一つずつに解説が付されるユニークな仕掛けも。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで根強いファンを持つ、こうの史代が週刊漫画ゴラクで連載していたオールカラー1コマ漫画をまとめた1冊。「百人一首」の上の句5字と下の句7字を合わせた12字で主人公・フクコを中心とした日常をゆるやかに描く。「百人一首」を解説した本ではなく、「百人一首」で使われた12文字を使って言葉遊びで新しい物語を描くという、異色の「百人一首」本。総天然色の絵を味わいながら和歌の語感に親しみダジャレや語呂を楽しむという「感覚」に特化した1冊で、こうの史代ならではの世界観を楽しめる1冊です。こうの史代/著1968年広島市生まれ。1995年『街角花だより』でデビュー。おもな作品に『この世界の片隅に』(第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞)、『夕凪の街 桜の国』(第9回手塚治虫文化賞)など多数ある。
2021年は漫画を描こう!「この世界の片隅に」のこうの史代先生があなたの疑問、悩みに”直筆”でお答え!これを読めば漫画作りがきっと進む。一般のかた、新人作家のお悩み相談、第1弾!!
驚くほどに愛らしく、自由で、残酷で、わがままな物語――。日本最古の神話・古事記がロマンあふれる絵物語になってよみがえる!! 人気漫画家・こうの史代が原文(書き下し文)を生かしながら、物語を「絵」で読み解いていく、まったく新しい古事記本! 第1巻は天地創生、国生み、黄泉の国、天の岩戸、ヤマタノオロチのエピソードなど、盛りだくさんの11話。イザナキ、イザナミ、アマテラス、スサノオなど有名な神様も続々登場!
「この世界の片隅に」のこうの史代が贈る憎めないクールビューティー(?)ヒジヤマさんの美大生活! ※この作品が出来上がるまでを先生自らが解き明かした「ヒジヤマさんのタネと花」はアプリ「マンガほっと」にて公開中!! https://mangahot.jp/
繊細で穏やかな世界を 情感あふれる筆致で描いた 喪失と再生の ヒューマンストーリー!! 渾身の特別読切、登場!!! /週刊漫画ゴラクNo.2604(2018年3月9日発売)に掲載