この後にもあまりない、ちょっぴりファンタジーが入った作品。 ダークさは割と強い(プンプンほど怖くないと思うけど、深く考えるとゾッとするところが結構あるので考察するかどうかはお任せします) あと浅野いにお作品ではモブじゃない少年が出てくると大人が痛い目にあう気がする。 痛い目にあうのは少年含む弱者じゃない方が個人的には良くて、そういう正しさが守られていると「よし!」と思える。他作品思い出さずに書いてるけど。 なんか月並みですが「一本の映画のよう」なきれいなまとまり方をしていて、読後感も良かった。 私は浅野いにお作品は全部好き。ヴィレヴァンは特に好きじゃない。アジカンも別に好きでもない。 好みは人それぞれだと思うが全部好きじゃないとサブカル好きとして認められないのかもしれないがそもそも私はサブカル好きという自覚はない。 漫画好きなら漫画作品でだけ浅野いにおに触れたら十分だと思う。もちろんハマってそこから派生した何かしらに触れていくのはファンとして正しい姿勢だし、世界が広がっていく事にも繋がると思うのでソラニンの映画を観て和泉多摩川に行った帰りに下北沢の屋根裏(ライブハウス)にでもふらっと入って一杯飲んで帰ったりすればいい。 脱線しましたが、本作は非常に試験的な要素がいっぱいござるのでそういった意味でも「こいつおもしれーな」と思わせてくれるに違いない一冊です。おすすめ。 自分の中では「おやすみプンプン」以前と以後ではだいぶ異なると思っている。 「何言ってんだこいつ」と思う人は読み比べてみて感想を聞かせてください。
自分で書いててタイトルがキモいけど、でもそういう感じの一冊。 全てのキャラに愛着が持てるようになる素晴らしい作品で、全員に幸せになってもらいたいがそうも行かないよねっていうダークな町の物語。 キャラの名前や特徴が割と他の作品にも出てくるのだがだいぶリンクして見える。 なんかクチコミ書いてて思ったけどやっぱ昔の作品から順番に読んだほうが浅野いにおを楽しめる。間違いない。
短編集なんだけどファンが読むとブワワッとなるやつ。 もちろんこれから読み始めてもいいと思う。でも他の作品も読んだらもう一回読んでみてほしい。 何がどれにと説明できるほど憶えてないけど、浅野いにおの世界観にドップリ浸るカギになる。 2008年らしいので時系列的に並べるとこれより前の連載作品は 素晴らしい世界 ひかりのまち 虹ヶ原ホログラフ ソラニン ※「おやすみプンプン」と「おざなり君」連載中 なので↑これらを読んでからだとなおエモいんじゃないかな。
初連載作品、だったと思う。 毎回読み切りだと思ってたんだが単行本で読み返してアレ?となった。 全部繋がっとるやんけ。 毎回エキストラとして出てくるようなキャラに次の回でスポットが当たり、繋がってくこの世界の全貌が観たくなる不思議な感じ。 最初から天才!サブカルのカリスマ!とか言われてたわけじゃない。だからこそ別作品を読んだことある人は原点(?)の本作を読んでみるといいかも。 こんな感じでライトに殺伐としてる空気が描けるのは天才的だと思ってしまうけどもね。あとやっぱ書き込みが良い。この頃から背景は実際の場所そのまま使ってたりするんだろうか。
※ネタバレを含むクチコミです。
見ちゃいけないもの感もあってすごい懐かしい気持ちと、「山本直樹先生と肩を並べようとしているな!こやつめ!」みたいな上から目線で物申したくなる気持ちとか色々な気持ちと世間体が素直に好きと言わせてくれないけど好き。 あとエロい。
なんのバイブルとか細かく分けていいなら「浅野いにお作品の中で浅野いにおファンにとってのバイブル的存在」みたいな。 私は南条さんが好き。 プンプンはすげーハッキリしないけど、あの可哀想な日常を過ごしてここまで来たのはおじさんの影響も大きいよね、と後半は本当に何度も何度も読み返す。 紙でも揃えてるけど電子書籍でも買ったし、スマホで持ち歩いてしまう。 これはもうほんとにバイブルなのでは? 色々誰かと語りたい。そんな風に思わされる作品。
ヴィレヴァン大好きっ子()とかのカリスマ浅野いにおの短編集。 disではなくホントの事だけどもちろんそうじゃないファンの方が圧倒的に多いはずなのになんでそう言われるのか?狂信者がそっち系なのかしら ともあれ短編集を読むとこじらせてんなーってとこもあるし若いのにこういうの描ける人になったんだって感心してしまうとこもある。好き。
思って読むと好きになるとこもあるし同情してしまうとこもあるし、でもカリスマだもんねーと思っちゃうとこもある。 風俗の使い方とか、離婚の話とか、諸々リアルなんだけどこれに何も感じない人はきっと幸福な人生だと思う。 だがそれは「まだ」「ここまでは」だ。必ずいつか苦難が来るのでその後も一度読むといい。
今を全力で生きる少女2人のとある夏の物語。 どちらかというと森瀬くんのほうが壮絶な生涯をおくるにもかかわらず、サブ的な扱いになっているところが最高です。 CUTiEなつかしいなぁ〜!!
この後にもあまりない、ちょっぴりファンタジーが入った作品。 ダークさは割と強い(プンプンほど怖くないと思うけど、深く考えるとゾッとするところが結構あるので考察するかどうかはお任せします) あと浅野いにお作品ではモブじゃない少年が出てくると大人が痛い目にあう気がする。 痛い目にあうのは少年含む弱者じゃない方が個人的には良くて、そういう正しさが守られていると「よし!」と思える。他作品思い出さずに書いてるけど。 なんか月並みですが「一本の映画のよう」なきれいなまとまり方をしていて、読後感も良かった。 私は浅野いにお作品は全部好き。ヴィレヴァンは特に好きじゃない。アジカンも別に好きでもない。 好みは人それぞれだと思うが全部好きじゃないとサブカル好きとして認められないのかもしれないがそもそも私はサブカル好きという自覚はない。 漫画好きなら漫画作品でだけ浅野いにおに触れたら十分だと思う。もちろんハマってそこから派生した何かしらに触れていくのはファンとして正しい姿勢だし、世界が広がっていく事にも繋がると思うのでソラニンの映画を観て和泉多摩川に行った帰りに下北沢の屋根裏(ライブハウス)にでもふらっと入って一杯飲んで帰ったりすればいい。 脱線しましたが、本作は非常に試験的な要素がいっぱいござるのでそういった意味でも「こいつおもしれーな」と思わせてくれるに違いない一冊です。おすすめ。 自分の中では「おやすみプンプン」以前と以後ではだいぶ異なると思っている。 「何言ってんだこいつ」と思う人は読み比べてみて感想を聞かせてください。