高座で噺の最中に、客席の文士に「まずい!」と言われた左楽は、レアリスムの芸を磨こうと試練を重ねる『レアリスムの左楽』。なまりのひどい田舎者が、噺はダメだが踊りを覚えようと工夫を重ねる『電気踊りの又蔵』など13話。古谷三敏が話芸の世界をリアルに描いた名作集!
『ダメおやじ』でお馴染みの大ベテラン・古谷三敏の長期連載作品にして、代表作。置いてない酒はないと豪語するマスターが経営するBARレモン・ハート。やってくるお客のリクエストに応えて、毎回一つのお酒を取り上げ、マスター得意の薀蓄(うんちく)が語られます。バーマンを志す者はこっそりこの漫画を読んで勉強しているとか。読んで楽しく酒の知識を得られる酒漫画の決定版的作品です。
手のお化け、手っちゃん。見た目はリアルな手のお化け。でも中身は人間と同じ。最初は驚いていたキヨシ一家もアッと言う間に家族になって…!?手のお化け、手っちゃんとキヨシ一家が巻き起こす珍騒動と家族の愛を描いたほのぼのコメディ!!
昭和34年、古谷三敏のもとに手塚治虫から、アシスタントになりたいのならすぐに上京すべしとの手紙が。その頃の手塚治虫は、ときわ荘を引っ越し、渋谷の初台に住み、20本以上の連載を抱える超多忙なマンガ家だった…!「ダメおやじ」や「BARレモン・ハート」でおなじみの古谷三敏が描く、マンガの神様・手塚治虫のチャーミングなエピソード満載の1冊です!
大ヒット作「元祖ダメおやじ」の続きだが、作品はここで大転換。ダメな主人公がひとつの出会いから変身し、趣味に仕事にマイペースで取り組むナイスなおやじに。ウンチクマンガの元祖となった、スローライフ賛歌の大傑作! そして最後には…?
戦争を知らない世代にむけて、1945年8月15日を18名の漫画家の記憶で振り返る。「この本は、その時代を生き、戦争を肌で感じた我々仲間達の、昭和二十年八月十五日の記録である。戦う日本が平和な日本に生まれ変わったその日、その時、それぞれが何処に居て何を考え、何をしていたか。戦禍をくぐって今日まで生き延びた人々のそれぞれのドラマティックな一日を描いた作品は、その一つ一つが平和な世界への道標のような気がする。我々の趣旨に賛同し、それぞれ、絵や文章を寄せて下さった戦後生まれの方々の作品も加えて、重みのある一冊となったこの「私の八月十五日」。一人でも多くの方に見て頂き、戦争について平和について、あらためて考えて頂ければ幸いだと思う。」(森田拳次、まえがきより)収録作家:小島功、赤塚不二夫、一峰大二、さいとう・たかを、高井研一郎、古谷三敏、花村えい子、牧美也子、北見けんいち、武田京子、ちばてつや、牧野圭一、松本零士、水野英子、森田拳次、里中満智子、バロン吉元、村野守美 ※本書は『昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日』(ミナトレナトス刊)に収録された作品から18名の漫画家の作品を収録しています。
パチンコ、麻雀、ちょいと一杯。人生、寄り道する時が一番楽しい。/ 一人息子の誕生日、妻と子供から早く帰宅するように言われたアゼ道。そんな日にかぎって麻雀や大好きな合コンの誘いが…。(より道せず!)/ 屋上で同僚と話していたアゼ道は、ひょんなことから、次に屋上にやって来るのが男か女かを当てる賭けをすることに。だが二人の前に現れたのは…!? /(賭け)/ ナイトマンと呼ばれる男の、寄り道ギャグコミック第1巻!
やられっぱなしのダメおやじは、「オニババア!!、クソタレダコーッ!!、ヒスおんなーっ!!」と叫ぶ。イビられ続けても懲りないダメおやじは一本ビシッと筋が通っている?おもしろさ抜群のブラックギャグ集大成!古谷三敏の代表作、全39巻。第1巻は30話収録。
手塚治虫の漫画制作の現場を1話8Pのショートで描く。作品では、『BARレモンハート』等で人気の漫画家・古谷三敏が手塚のアシスタントとして過ごした3年程の間に起きた出来事が描かれています。巷に伝わる伝説的エピソードの真偽や、誰にも知られていない話、手塚のプライベートが赤裸々に描かれます。
原爆、子ども、銃後等のテーマ毎に戦争漫画を収載。手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、水木しげる等の巨匠から、『社長 島耕作』の弘兼憲史、『シティハンター』の北条司など第一線の作家、気鋭の若手まで内容も年代も幅広く収録。“こち亀”の秋本治の作品など出版社や掲載誌の枠を超えて収載した奇跡的なシリーズです。今こそ漫画で平和と戦争について考えてみませんか。 激戦地ラバウルで左腕を失った戦場体験のある唯一の現役漫画家・水木しげるが描く本物の戦場/出版社の枠を超え「こち亀」秋本治の作品を収録―― 【収録作品】 水木しげる『白い旗』 手塚治虫『大将軍 森へ行く』 楳図かずお『死者の行進』 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太) 松本零士『戦場交響曲』 比嘉慂『母について』 白土三平『戦争 その恐怖の記録』 秋本治『5人の軍隊』
19歳の若さでデビューし、手塚治虫のアシスタントを経験。のちに赤塚不二夫が設立したフジオ・プロダクションに参加し『ダメおやじ』そして『BARレモン・ハート』などで漫画史に燦然たる偉業を打ち立てた古谷三敏の、画業66年の軌跡を辿る傑作選。北見けんいち(『釣りバカ日誌』)らによる描き下ろしイラスト・エッセイも収録。
ウンチクまんがの決定版! 主人公のパパが、食べ物、酒、風俗、ギャンブル、性にまつわる話、哲学…、ありとあらゆるもののウンチクを語る。そして、ここちよいギャグ。『減点パパ』は、ぎこちなくも心優しい男たちに捧げる鎮魂歌である。ウンチクまんがと言えば古谷三敏! 第1巻は35話収録。
若き会社員・山田天兵はゴルフを始めたばかり。その真っ直ぐな性格と物怖じしない芯の強さはゴルフ向きかも。だが天兵の前に立ち塞がるのは、ゲームとは無関係な接待という名の理不尽な圧力や、周りを不愉快にするけれども本人はまったく気づいていないクセ者プレーヤーたち。斜め上からゴルフ場の人間模様を見尽くして、すっかり人間不信となったカラスを狂言回しに、笑って笑って読み終わってから怖くなる、ゴルフ属人間大図鑑!
髪結床の親方、鬢さんに弟子の留公。そして小うるさい隠居、貧乏学者の孔糞、近所の大酒飲み、勇さんたちが、噂話の集まる髪結床で繰り広げる、笑いとうんちくと人情の世界。江戸滑稽本の代表作、浮世床を軽妙なタッチで描いた真面目で酒脱な世界。
老妻と二人暮らしの野呂先生。その野呂先生の家に3日に一度、風呂をもらいに来る畑中のおばあさん。それが3カ月続いた頃、畑中のおばあさんの家にようやく風呂ができ、入りに来ないかとの誘いの電話があったのは、なんと朝の5時。災難と思いながら出かける野呂先生だったが…。老夫婦の日常を描いた心あたたまるストーリー。
大ヒット作「ダメおやじ」は、これが原点。何をやらせてもダメな父親が、凶悪な家族たちにひたすらイビられまくるギャグマンガ。シュールなまでに繰り返されるイビりを見ていると、なぜか笑えてくる過激ギャグ大傑作!
熱しやすく冷めやすい、ぐうたらママが15年間もあきないのはパパだけ…。1年中、家の中に閉じ籠っているママは季節と無縁になり、春の匂いも感じられない。そんなママが春を感じるのは、テレビ中継の選抜高校野球を見た時…。上司に怒鳴られ、財布を落とし落ち込むパパだが、帰宅すると手料理とビールが。偶然かママの気遣いか…!?
田所ハカセが発明した驚異の新薬は、一粒飲むだけで空を飛んだり驚異の馬力を発揮できる、とんでもないシロモノ。その薬を飲んだロボット、M-13号は、助手の森クンをバラバラにしてしまい!? (空飛ぶ薬)/ 思ったことがスクリーンに映り、それが実体化するというイメージマシンを発明した田所ハカセ。しかし、ハカセも森クンもイメージするのは美女ばかりで…。(イメージマシン)/ ハチャメチャラボの3人?が繰り広げる、ハチャメチャサイエンスギャグ!
鯉のぼりを欲しがる息子のマーくんに、ケチなパパさんは、鏡に映った隣の家の鯉のぼりを…。/ マーくんが拾ってきた子犬にカプと名付けたパパさんだが、オネショしたマーくんがカプのせいにしたから、さあ大変…。/ 待望の赤ちゃんが誕生し、大喜びのパパさん。しかし、パパさんにそっくりの女の子と言われ…。/ パパさん一家のほのぼの4コマ傑作集!!
ダメおやじは成長し変わった。失敗ばかりでなく時にはいい目にあい強さを発揮。そして、公園でたまたま出会った女性ヒミコが運命を変えていく。成功者となっていき、アウトドアを楽しみ、酒を味わい・・・我が道を歩みはじめたダメおやじ!オニババも穏やかになっていく。「ダメおやじ・マイウェイ編」第1巻。15話収録。
中井小学校落ちこぼれクラスに名物先生がやってきた!その名はどくだみ先生。奇想天外などくだみ先生にダメダメ生徒達もびっくり仰天。笑いあり、涙ありの抱腹絶倒学園コメディ!
マンダム・金田は世界一大金持ち。豪邸に住んで、毎日ご馳走を食べて暮らしているけどお金を持ちすぎていることが一番の悩み。時々お金で生き埋めになっています。超大金持ちのマンダム親子が繰り広げるハッピーコメディ。
ウンチクまんがの決定版!主人公のパパが、食べ物、酒、風俗、ギャンブル、性にまつわる話、哲学・・・、ありとあらゆるもののウンチクを語る。そして、ここちよいギャグ。『減点パパ』は、ぎこちなくも心優しい男たちに捧げる鎮魂歌である。ウンチクまんがと言えば古谷三敏!第1巻は35話収録。