明日の恋と空模様

ほんわかする♬

明日の恋と空模様
干し芋
干し芋
1年以上前

雨の日、強風の日、雪の日・・・。 お天気によって気分も変わるもの。 それぞれにジンクスがあったり、気持ちが落ち着かなかったり。 そんな、お天気と恋のお話がリンクして紡がれたオムニバス作品集。 ほのぼのしたお話が多くて、可愛らしい恋心がちらほら見えて、素直な自分に戻れる感じ。 『雪の日の最終回』が好き。 『土砂降りアイデンティティ』は自分に似ているなぁ。

デイズ・オン・フェスEP

『デイズ』キャラのプチエピソードがいっぱい!

デイズ・オン・フェスEP
ANAGUMA
ANAGUMA
1年以上前

5巻で完結した『デイズ・オン・フェス』。美しくまとまってはいたものの、まだまだ奏ちゃんたちの話を見ていたかった…という方に手に取っていただきたいのがこの『EP』です! 岡先生が個人で発表されていたショートマンガやイラストが収録されていて、『デイズ』キャラたちの日常や本編では描かれなかったエピソードが拝めちゃいます。ニヤニヤしてしまいますね。 作中に出てきたバンドの掘り下げがされているのも嬉しいですね。バッツやメロくんが所属するビースマの面々はもちろん、デイズオンユースのメンバーの日常もたっぷり描かれています。尊い〜! 『デイズ』の世界がまだ続いているんだな〜というじんわりとした喜びに浸れます。ファンなら読んで損なしかと!

ぬいパパ 成人男子がぬいぐるみのパパになる話

「ぬい活」という文化を知る #1巻応援

ぬいパパ 成人男子がぬいぐるみのパパになる話
nyae
nyae
1年以上前

異世界の王子が日本のぬいぐるみ文化に感銘を受け、"ぬい"として転生するところから物語が始まります。そしてぬいとなった王子と運命的に出会った青年・国丸とのほんのりBL風味な微笑ましいドタバタライフがストーリーのメインですが、何も知らなかった私には今は当たり前に存在している「ぬい活」という文化について知れたことが何より大きかったです。 世の中には人の心の隙間を埋めてくれたり、無償の愛を注げるような存在は無数にあると思いますが、そのうちのひとつ、「ぬい」を愛でる文化はこんなにも大規模なものだったんですね。#ぬい撮り、#ぬい服 などをSNSでタグ検索すると、大事に愛されている子達が出てくる出てくる。 読んでいたなかでも衝撃的だったのは、購入したぬいを「うちの子としてお迎え」する儀式。いわゆるもともと商品に付いてるタグを、もし経済的に困ったときに高値で売れるよう付けたままにしておくんだそう。そして正式にうちの子にすると決まった際に初めてタグを外すという(もしかしたら漫画オリジナルの演出かもしれないけど、実際にありそうだなと思った)。 と、そうした知られざる「ぬい」の世界を知ることができた1巻でしたが、キスして人間になったりぬいに戻ったりする王子と恋愛経験なしのオタク青年・国丸の関係に大きな変化が生まれる(かもしれない)2巻、期待大です。

からかい上手の(元)高木さん

幸せ家族が、最高かよっ!

からかい上手の(元)高木さん
六文銭
六文銭
1年以上前

「からかい上手の高木さん」のスピンオフ作品。 「元高木さん」と言ってるように、なんという究極のネタバレと1巻のときは思いましたが、これがめちゃくちゃ面白い。 作者が違うのに、テイストはマンマというのがスゴイなと思います。 内容は、高木さんと西方と、その娘の3人家族がおりなす、ほのぼのハッピーライフ。 娘も高木さん譲りのいたずらっ子で、相変わらず父親は翻弄されている感じ。 娘も、チビ西方のように高木さんにいたずらをしかけたりますが、そこは相変わらずの安定した高木さん。 手のひらで転がすようにうまいことやりくるめます。 これが、また可愛い。 西方と高木さん双方のDNAを感じます。 「からかい上手の高木さん」のシーンも、思い出のように合間に出てきたりしますので、本編とセットで読むとより楽しめる内容となってます。 なんにせよ3人の幸せ家族は、読んでいてほっこりしますよ。

からかい上手の高木さん

公認イチャラブとでも言うべきか

からかい上手の高木さん
六文銭
六文銭
1年以上前

常日頃からリア充爆発しろと怨嗟渦巻く私の日常において、この作品だけは、何故か許せてしまう。 むしろ、 いいぞ!もっとやれ! となってしまうから不思議。 中学生という年代もいいのかも知れない。 「好き」をストレートで言えない甘酸っぱい年代なので、からかいという手法でそれを表現するのが、なんとも微笑ましい。 小中時代ってこんな感じでしたよね?(自分には無関係でしたが。) 年くってくると、この手のジャレ合いも面倒くさい感じなんで速攻GOALしがちですが、たまにはこういう婉曲的な表現もよいのではないでしょうか。 しかも、スピンオフではネタバレも辞さずGOALしてますしね。 それもコミで安心して二人の関係を眺めていられます。 公認イチャラブとはこういうことなのか?

真夜中にコーヒー

片思いしつづける二人の主人公#1巻応援

真夜中にコーヒー
六文銭
六文銭
1年以上前

メインの登場人物は2人の男女。 女性のほうは高校時代の先輩に、男性のほうは元バイト先の人妻に、それぞれ思いを寄せている。 相手に思いを告げることもなく、何かアクションするわけでもなく、密かな片思いという感じで、相手を静かに見守っている。 相手が幸せなら、自分は満足だというような様子。 何かを求めず、自分が好きというだけで十分なのだ。 なんとも切ないような、自己完結的というか、こじらせた片思いの成れの果てような様子は、読んでいてむず痒いです。 ただ、どうしうようもなく自分の心に素直なところは、羨ましく眩しいなぁとも思います。 この片思いし続けている二人が、微妙に共感したりズレてたりするので、今後どうなっていくのか楽しみですね。 片思い相手に何かアクションするのか、それともこの二人がくっつくのか。 1巻の最後に、何かアクションが起きそうな予感です。

軍バリ! 韓国兵役実戦部隊

戦争中の国のリアリティ

軍バリ! 韓国兵役実戦部隊
hysysk
hysysk
1年以上前

韓国人の友人に話の流れで徴兵制について聞いてみたことがある。 「ああ、韓国人男性が飲み会で絶対盛り上がる話で、韓国人女性が一番聞きたくない話ですね」 宿舎の寝室が寒く、新人は特に寒い入口付近で寝て階級が上がると奥の方で寝られるとか、軍楽隊の楽器で殴られたとか、やはり武勇伝的というか体育会系的な話で、確かに盛り上がる人とうんざりする人に分かれそう。 この漫画はフィクションだけど、北朝鮮の潜水艦が座礁して、特殊工作員が韓国に上陸したというのは実際にあったことだ(漫画よりも凄惨)。日本の戦争漫画は自分が生まれる前に起きたことなので、完全に切り離して読めてしまうけど、アニメを観てゲームで遊んでいる自分と同じようなタイプの人が、一転して生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれる様子には背筋が凍る。 原作者は日本への留学経験もあり、宮台真司のゼミに所属していたそうだ。宮台が徴兵制の是非について言及するようになったのも彼との出会いがきっかけらしい。電子版には対談が掲載されていないので、読みたい人は紙(1巻しか出てない)を手に入れよう。

ダブル

これはいい三十路の役者漫画だ!

ダブル
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前

これはいい! 現時点で三話まで読んだけど、これからどんどん面白くなりそう! 高橋一生みがあってめっちゃいい。 二話あたりから勝手にあの声で台詞が再生され始めてしまった。 「わたしの宇宙」 「いかづち遠く海が鳴る」 「潜熱」 の野田彩子の新連載。 https://viewer.heros-web.com/episode/10834108156642488617 いまだ無名の天才役者・宝田多家良と、同じ劇団で彼の才能を見出して絶望し彼を世界一の俳優にするべく奔走する役者仲間(友人)の鴨島友仁。 世界はまだ天才を発見していない。 が、明らかな天才の片鱗はそこかしこにばら撒かれ少しずつバレ始める。 自分より明らかに突出した才能を持つ人がいたら、その人がその才能以外の社会生活能力が欠如していたら、どうにかうまくいくよう手伝いたくなる、光の当たるところまで押し上げたくなるという気持ちは分かりたくないが、すごく分かる。 二人の関係性は光と影というよりは、光と光の影というような感じ。 相反するものではなく、二人は共生し追随していく形がしっくりくる。 人前に出て脚光を浴びるのは宝田多家良だが、ある意味で前を行き手を引くのは鴨島友仁なのだ。いや、二人にはそうであってほしい。 事務所のマネージャー冷田一恵は一見クールな反面、冷ややかに熱い情念を持っていて、それが宝田多家良に対しての感想に現れててグッとくる。 淡々としているようで宝田多家良の魅力に冷静に熱を上げている。 これはとてもいいものだ! 細部にいたるまで褒め挙げ連ねるそれはもはやファンやオタクのようだ。 おかげで宝田多家良がそれほどまでに魅力があり、世界にバレるのを待っているような説得力が生まれている。 野田彩子さんは人と人の関係性、間にある空気、感情の機微、隠した感情と表れる表情を描くのが上手だな~と思っていたのだけど、なんて言えばいいのか今作でそれがより立体的になっているような気がする。 「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」のような少し変わった設定のSFめいたものでもなく、「潜熱」のような限定的な関係性でもない、その一歩先の、地に足の着いた社会や影響力、人生のような部分を描いているからかもしれない。 天才と、彼を取り巻く人々、その人生。 この作品を毎月webでの更新を待つか、単行本で一気に読むか迷うけど、うーん、これは毎月チェックしてしまうかな~。 楽しみ!

バブバブスナック バブンスキー ~ぼんこママがのぞく赤ちゃんの世界~

夜な夜な赤ちゃんが集うスナック「バブンスキー」

バブバブスナック バブンスキー ~ぼんこママがのぞく赤ちゃんの世界~
名無し
8ヶ月前

異次元空間に存在するスナック「バブンスキー」では夜な夜な赤ちゃんが集まって乳階堂(ミルク)を飲みながら日頃のうっぷんを晴らしている…。 絶対面白いって分かってるからかなりハードル上げてたつもりだけどやっぱり笑ってしまいました。しゃべる赤ちゃんが可愛いことは言うまでもありませんが、個人的にツボだったのは全身イクメン家「絆絆 絆(きずき きずな)」です。すでに息子は高2だけど未だに育休中というヤバいやつ…。爆笑必至です。

ホームルーム

期待しすぎた…

ホームルーム
名無し
1年以上前

ドラマ化するくらい人気なんだなと期待値を上げすぎて読んでしまったのが失敗だった。それと一気読みよりするよりも連載を追いながら読む方が面白みが倍増しそうなタイプの作品だなとも思った。ラブリンのキャラクターは好き。やってることは気持ち悪いし、もはや犯罪だけど何となく憎めないところがある。この作者さんの次回作は超楽しみ。次は絶対連載を追いながら読みたいです。

ケーキを買いに

エクレアおじさん

ケーキを買いに
かしこ
かしこ
1年以上前

初めて読んだ時は「普通のエロじゃない!」「なんてハレンチなんだろう…」と思って続きを読めなかったくらいなのですが今はすごく好きです。エクレアおじさんが頭の中で何を想像していたっていいじゃないか…。個人的には河内遙先生の作品で一番好きな「関根くんの恋」のプロトタイプのような話も収録されていたのでテンション上がりました。それにしてもこれが初単行本とは驚きです。クォリティー高ぇ!

コンビニいちばん!!【完全版】

普段は見えないコンビニ本部のお仕事

コンビニいちばん!!【完全版】
hysysk
hysysk
1年以上前

たまにコンビニに行くと、本部から指導に来たっぽい人がレジに入ってくるのが好きなのだけど、あれがますます好きになる。 元々グループ会社のホテルで勤務していた瀬尾がコンビニ部門に配属され、ショップリードとして各店舗を回りながら問題を解決していく。一見ほんわかした雰囲気ながら、鋭い観察眼が光る読み味は『総務部総務課 山口六平太』にも通じる。現場の泥臭さと本部のシビアなビジネスの両方を描いているのがめちゃくちゃ面白い。 他の業種からのインスピレーション、店員の様子や周囲の環境、競合とのやり取りや社内の人間関係など、原作者が実際にコンビニ店長を経験していたからこそのリアリティ(9〜13巻に経験談がある)。本当にやってるかどうかは知らないけど、おでんのスープの濃さを天候によって変えるとか、ルーティンに見えるような仕事にも工夫の余地は沢山あることに気付かされる。

創業社長

まさに創業社長物語だな

創業社長
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

牛次郎/川本コオのコンビの会社マンガで過去に「鯨魂」を読んでいて面白いことは知っていたので読んでみた。タイトルの通り、猪狩功が終戦後の焼け野原から商売を始め、色々な困難を克服しながら着実に事業を伸ばしていく話 かなり強引な部分もあるが全5巻で短く読みやすい。5巻中盤までは猪狩功の信念を元に事業での問題を解決しながら成功していくがそれ以降の急激な展開も含めて創業社長物語なんだなと思う。

芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき

清く正しく美しくの真逆を行く世界

芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき
野愛
野愛
1年以上前

ここまでゲスいと清々しいし気持ちがよい! グラドルとして華々しくデビューしたものの、私生活切り売りしてしぶとく生きる姿を応援したくなるかと思いきや案外そうでもないのがよい。 グラドルとしてデビューできたんだからそれなりに綺麗でスタイルもいいだろうに、整形したらAVデビューできるよなんて言われるなんてやべえ世界なんだなあと思います。 当たり前のように裏バイトが蔓延る世界ということを見てしまうとアイドル好きにとってはしんどい面もありますが、ある意味リアルなお仕事漫画で面白かったです。 ポップに明るくゲスいのがよい。

ふりむけばアザラシ

「なに?」感

ふりむけばアザラシ
名無し
1年以上前

キュートなアザラシが神出鬼没に現れる漫画。 アザラシ本人は何もしてないんだけど、なんだかんだで出会った女の子たちに幸運をもたらしてゆきます。 あらすじにある通りほっこり系として読めばいいんだろうけどどこか「一体なんなんだこれは?」という戸惑いは常に拭えない。言い過ぎとは思うけど、あいまいみーにも通じる「なに?」感はある。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

めっちゃ面白い!!!

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
名無し
1年以上前

異世界ものたくさんあるのでどれも同じなのでは?と思ってましたが読んでみると面白い! 異世界まではもう本当に底辺ランクの引きこもりニート それが異世界に行って本当に生き直すとは! 姿形は子供なのに異世界では現世の記憶を持ってるので中身おじさんの少年が主人公です。 その主人公が異世界で成長して、本気出して頑張る! ストーリーも絵も良いのでなんの疑問も持たずスラスラと読めてしまいます。 4巻まで一気に買ってしまった! 個人的に少年の中身のおじさんがたまにチラチラ出てくるところが面白いです。 感覚的には読んでる私たちの立場に近い、ちょっと達観視してる。 でもたまに異世界で感動したり傷ついたりすることで、これが非現実じゃない と実感するとこがうまいと思ってしまいますね。

アンリの靴

2巻も期待の靴職人マンガ

アンリの靴
なかやま
なかやま
1年以上前

自分は「衣食住」でぶっちゃけ「衣」にしか興味が無い人間です。 それ故に「衣」をテーマにした作品は大好きなジャンルです。 この作品は若い靴職人のアンリが依頼人に寄り添い、その人に適した靴をオーダメイドで提供する、オーソドックスな職人マンガのフォーマットではあります。 ただ、妙なところがリアルで良いです。 1話で子供の靴を(結果的に)飴玉一つで修理してあげるのですが、結果的に「お金なくて苦しい・・・」それがわりと慢性的に続いているのも、ご都合主義じゃなく良い 第4話の『革屋さんにいこう!』ではガッツリ革について教えてくれていて面白い 1巻では「あと、もう一足ぐらい作ってほしかったな・・・(ちょっと消化不良)」と思っていたのですが、巻末に2巻の予告がついていました 「いやー、これ絶対おもしろくなるヤツ!」 先に描いたとおりアンリは人に寄り添う職人、2巻で出てくるおじいちゃんは技術を極める職人っぽい! どんなテーマの作品でもこのぶつかり合いは化学反応をおこし、この作品読み応えをもう一段階引き上げてくれることでしょう! つまり 「2巻はよ・・・えっ!?ハルタを購読すればいい・・・確かに・・・!」 楽しみなのです

中年死刑囚

噂に名高い「ばちあたり麻雀」がやっと読めた

中年死刑囚
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

収録されている「中年死刑囚」「ぞうりばきのランナー」「一本書きの久仁ちゃん」「整形」「少年Z」どれも面白いがやっぱり「ばちあたり麻雀」が一番よかった。 知ったきっかけは「聖☆おにいさん」が不謹慎だという話をみている最中にこれが不謹慎だったら山松ゆうきちの麻雀マンガの方がやばいぞというのをみて気になっていた。 内容は1995年の第三次世界大戦後、世界中は荒廃したが神はこの惨状を見捨てておらず、イエスとマホメットと孔子とブッダが復活をして第三次世界大戦の被害を受けなかった日本でくるがいまいちうまく布教ができない。お互いの存在が邪魔なので真の神を決めるため麻雀で決着をつけようという内容。麻雀で勝負しようというくだりが良くて「日本という国で麻雀が流行ってる。今からみんなでルールを覚えて対決しよう」という強引なところから各自の修行シーン、麻雀をしながら各自の関連した小ネタをやり続けていく。そんな感じが続いていきなんとなく終わる。

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