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メインの登場人物は2人の男女。
女性のほうは高校時代の先輩に、男性のほうは元バイト先の人妻に、それぞれ思いを寄せている。
相手に思いを告げることもなく、何かアクションするわけでもなく、密かな片思いという感じで、相手を静かに見守っている。
相手が幸せなら、自分は満足だというような様子。
何かを求めず、自分が好きというだけで十分なのだ。
なんとも切ないような、自己完結的というか、こじらせた片思いの成れの果てような様子は、読んでいてむず痒いです。
ただ、どうしうようもなく自分の心に素直なところは、羨ましく眩しいなぁとも思います。
この片思いし続けている二人が、微妙に共感したりズレてたりするので、今後どうなっていくのか楽しみですね。
片思い相手に何かアクションするのか、それともこの二人がくっつくのか。
1巻の最後に、何かアクションが起きそうな予感です。