ミュジコフィリア

「神童」「マエストロ」に続く音楽シリーズ第3作!!

ミュジコフィリア
名無し
1年以上前

「神童」ではピアノ、「マエストロ」ではオーケストラ、そして音楽3部作のラスト「ミュジコフィリア」では現代音楽と作曲がテーマになっています。現代音楽も作曲もあまり馴染みのないマニアック度の高そうなテーマですが、読んでいて音楽が流れてくるような感覚になれるのは他の2作品と同じでした。しかも「ミュジコフィリア」は音楽だけでなく偉大な作曲家の父を持つ腹違いの兄弟の確執も見どころです。主人公は音楽の才能に恵まれているものの愛人の子供なので環境に恵まれた兄に引け目を感じてしまい、あえて音楽を避けて生きてきたのです。しかし現代音楽と出会ったことで自分の音楽への想いに向き合っていくようになります。優秀な学生を集めて作曲合宿をするシーンでは「未聴感の音楽とは?」について語られるのですが、まさに「いい漫画とは何か?」と一緒だと思いました。ここについてもっと掘り下げて知りたい人はさそう先生の「マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ」を読むことをオススメします。

ミタマセキュ霊ティ

鳩胸つるん先生がついに本誌登場…!!

ミタマセキュ霊ティ
全日本セキュ霊ティ協会
1年以上前

ジャンプの表紙からすでに面白さ120%だったけど、期待通り1ページ目から最後までずっと面白かったwww 白鳥スゲー好きだったから本誌でつるん先生の作品が読めるのホントうれしい…!! 【『週刊少年ジャンプ』公式サイト】 https://www.shonenjump.com/j/rensai/mitama.html 【第1話】『code1/その男、ミタマジョー』 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156685052717 (追記: 2019/09/30 3話まで無料配信してます!)

ファーザー

この父親、最悪で最高

ファーザー
nyae
nyae
6ヶ月前

とんでもなく非常識で、自分勝手で、自由な父親と、そんなのと一緒にサバイバル生活をしながら育てられた息子の話で、こんなの親としては最悪だろうと思いながら読んでると、だんだんとそんな考えはつまらない事のように感じてくるから不思議です。 「親だって親である前にひとりの人間だ」と言いますがそれを最上級に漫画で表現してる感じです。この父親に育てられた晴美くんを見てると、親というものはこうあるべきという決めつけや思い込みの心がサラサラとほぐれていく感覚を覚えました。読後感は、最高!です。

女子かう生

台詞がなくてもかわいいし楽しい

女子かう生
野愛
野愛
1年以上前

面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです!

フラ・フラダンス

アニメ映画の先行コミカライズ【12月3日ロードショー】

フラ・フラダンス
名無し
1年以上前

映画のPV観ましたがカラフルで明るくてプリキュアっぽさありますね。福島が舞台ということでおディーン様もキャストで登場してます。映像と漫画がほぼ同時に公開って今年だとオッドタクシーとおんなじ手法。ストーリーに違いがあるのか比べてみたいです。 【公式サイト】 https://hula-fulladance.com/ https://youtu.be/yaeBXf83huI

私を恋に落としてください!

メイドと主人の恋愛勝負!? #1巻応援

私を恋に落としてください!
名無し
1年以上前

使用人を辞めたい主人公が「私にお屋敷にいてほしいなら、私を恋に落としてください!」と宣言したことにより、主人との恋愛勝負が始まる…! 最初は表面上だったものの徐々に乙女になっていく主人公が可愛い。 主人の少女漫画に対する知識のズレも面白いです。 終始2人が可愛らしく好感が持てました。 少女漫画ですが主人公が鈍感でなく、モテていないのがいいですね。 まだ1巻なので当て馬とかライバルが出てくるのも見たいところです。

ブランクスペース

現実世界の不思議な話。

ブランクスペース
干し芋
干し芋
1年以上前

空想したものが、作れる力を持ったスイちゃん。スイちゃんにしか見えない透明なものだけど、周りの人は、音で気づくこともある。 いじめを受けているスイちゃんは、空想の世界で、作ったハサミや、カッターでじぶんを傷つけるようになっていた。そして、更には、巨大な斧を作り出そうとしていた。それに、気づいたショーコは、彼氏を作ったらと提案するのだった。そして、ついにスイちゃんは、作り出してしまったのだ、彼氏を・・・。 その他に、古本屋にあった『わが空白』という本を巡っての空想と現実の入り乱れた世界観が、今後、スイちゃんの作り出すものと同リンクしていくのか、楽しみ。 読者は、頭を使いながら空想する楽しみを教えてもらっている感じ。 2巻まで読了。

ハルマゲどん

お弁当プラス500点!(by恐怖の大王)

ハルマゲどん
サミアド
サミアド
1年以上前

各惑星には点数があり、1000年に1度 恐怖の大王が調査に来ます。 点数は悪行で減少し、ゼロになったら有無を言わさず滅亡です(作中では既に火星が滅亡)。 1999年7の月 4畳のボロアパートに降臨した当代大王 ハルマゲは地球の点数(2000点)をゼロにすべく調査を開始しました! ゴミの分別不良 ー5点! 殺人未遂 ー1点! 手編みのマフラー +200点!! 手作り弁当 +500点!! 保険金サギ ー5点! 強盗 ー2点! 毎日 手作り弁当 +3000点!!! 少女・野亜(のあ)が善人過ぎて際限なく増えていく点数。 ハルマゲを連れ戻すために降臨した妹マルスや部下のメギド姉弟も次々に野亜に堕とされ地球に定住。 6畳1間にお引越しします♪(4畳に4人はキツイので) 少年ガンガンの2p企画で勝ち抜き 増刊号で連載化した作品です。 作者さんは芳文社の4コマ誌でも複数の漫画を連載されましたが、個人的にはハルマゲどんが1番好きです。 後期の作品は絵が微妙な時がありますが、この作品は増刊連載だった事もあってか丁寧に描かれています。 ご町内の皆さんとゴミ拾いする恐怖の大王が見たい時はこの漫画が最適だと思います! あと、野亜が可愛いです(最重要)。 電書化していない上に作者さんが引退状態(多分)なので古本で探すしかありません…。 ガンガンが超人気雑誌になって過去作を片っ端から電書化してくれる事を願っています。

てんぷる

「ぐらんぶる」よりラブとお色気強め

てんぷる
六文銭
六文銭
1年以上前

好色な父親のせいで、不遇な毎日を送っていた主人公。(主に女性からの偏見) 結果として、 人生に女性など不要 豪語し、煩悩を断ち切る。 が、偶然出会った女子高生に一目惚れしてしまい、 今まで抑えてきた情欲がふつふつと沸き起こってしまう。 そんな自分にたえられず出家を決意するも、 その寺が「尼寺」で、件の女子高生がいたという流れ。 ここまでハイテンションかつ怒涛の展開に、 「ぐらんぶる」を彷彿とさせます。 ただ先方がサークルを通した男子高的なノリに対して、 本作はより女性陣が際立った感じがしますね。 作家さんがとても魅力的で可愛らしいキャラを描くので、個人的にはとても好きです。 「ぐらんぶる」 青春+ギャグ強め としたら 「てんぷる」 ラブコメとお色気強め といった感じでしょうか。 尼寺には妹たちがいたり、留学生(こちらも主人公同様、煩悩が強めで克服するため)がいたり、お約束的に容姿・性格ともにバリエーション豊富に攻め立ててくれます。 上述のヒロイン女子高生の蒼葉結月(あおばゆづき)が、修行をし1人前になってお寺を継ぐという本筋がありながらも、基本ドタバタしたラブコメ展開は読んでていた飽きないです。 「ぐらんぶる」好きな人は、もちろんですが、ラブコメ(ドタバタ的な)が好きな人も楽しめる1冊だと思います。

失踪宣言

マイナスなことだけではないよ、失踪宣言。

失踪宣言
Pom
Pom
1年以上前

生きていて、楽しみがないわけでもなく、失踪したいわけでもないが、興味本位で手にとった。 失踪なんて考えたことなかったけれど、人生げんなりすることなんて生きてれば山程あるよね。ってまず思う。 生きている意味がわかる時なんて来るんだろうか。。? タイトルと紹介文読むととてもネガティブに捉えわれがちだけど、私自身答えは出てないけど何かを問いかけられてるようなそんな気がしました。

ディノサン

あの恐竜を飼育する!?新たなお仕事系漫画#1巻応援

ディノサン
カワセミ㌠
1年以上前

ざっくり説明すると恐竜が絶滅しておらずその恐竜を繁殖させ動物園のごとく飼育しその恐竜達相手に日々奮闘する飼育員の日常を描いたお仕事系漫画であります ですが魚や普通の動物を飼育する物語とは一線を画す内容やストーリーとなっており恐竜の生態や特徴が現代社会の風景や情勢と見事に調和しあたかも本当に恐竜を飼育する施設が存在するのでは?と思わせたディノサンの世界観に魅了されましたね

ふたりエスケープ

先輩とすし太郎と一緒に暮らしたい

ふたりエスケープ
野愛
野愛
1年以上前

日常ですぐにできる気分転換なんてレベルじゃなくて、かなりガチなエスケープしてるのが面白い! 〆切に追われる漫画家の後輩と無職で現実逃避のプロの先輩のお話。 追い込まれる後輩を救うべく、突然遠出したり携帯を封印したり。 むしろ現実逃避するしかない状態に追い込んでない?というレベルのエスケープ方法が次から次へと登場します。 一家に一台先輩欲しいな。養わなきゃいけないけど、一緒にいたら絶対楽しい。そして可愛い。 ひとりで現実逃避したら罪悪感が勝っちゃうかもしれない、でも2人なら開き直って楽しめちゃう。 勢いで生ハムの原木買って後悔しても、それすら楽しい思い出になりそうです。

高丘親王航海記

天竺を目ざす高丘親王の幻想的な旅

高丘親王航海記
名無し
1年以上前

高丘親王航海記とても面白いです。美とエロスの人というイメージがあった澁澤龍彦ですが、ストーリーの奇想天外さに驚かされながら楽しく読んでおります。近藤ようこさんの絵のタッチが合ってますよね。ユーモアと色気があってうっとりします。この近藤さんのツイートを見てから毎号すごいものを目撃させていただいてるんだなという気持ちになりました。 https://twitter.com/suikyokitan/status/1243929971392835586 あんなに不思議な物語のすべてのエピソードを同じページ数で書くのはもちろんですが、それを漫画にするのも神業ですよね。

地球さんはレベルアップしました!@COMIC

厨二病JKは新☆地球冒険者 #1巻応援

地球さんはレベルアップしました!@COMIC
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

地球のルールが変わる。 まるでゲームの世界の様な法則になった世界。そこでダンジョンを攻略してみせた新女子高生は、人生が変わる。 低い身体能力を、厨二病ならではの発想と攻略のための丁寧な検証でカバーし、初のダンジョン生還者となった女子高生。彼女が新しい世界に順応し、意外な方向に成長してゆくのは、なかなかに痛快。 そこは男とか女とか、大人とか子供とか関係なく、強くなると覚悟を決めた者のための世界。可愛くも芯の強さと凛々しさを獲得した主人公が、強くなりたい女子達を束ねて修行をしたり、能力の使い方を地道な検証で編み出してゆく様が頼もしい。 お父さんなんてだらしない!女の子達が一番頼もしい、未知のワクワク感がたっぷりの世界。次の冒険が楽しみ!

やあ<YEAH!>

ありえないサラリーマン漫画

やあ<YEAH!>
かしこ
かしこ
1年以上前

現代人なのに常軌を逸した武士道を貫ぬく加藤。初出勤日に1時間遅刻しても平気でいられる源。どんなジョークでも笑わない女・小鳩。この3人の変人が同じ福利厚生課で働いて、社食のAランチのセットをライスとパンどっちにするかで会議してる現実とかけ離れたサラリーマン漫画です。が、こういうリアリティの無さが逆に懐かしくて面白かったです。

ごくちゅう!

可愛いけど全員受刑者! #1巻応援

ごくちゅう!
名無し
1年以上前

お野菜(○麻)の所持で捕まっちゃった主人公が雑居房で楽しい仲間たちと一緒にムショ暮らしするゆるふわ可愛いコメディですが、監修はガチな人がやってるのでちょうどいい温度で女囚刑務所のことが学べます。お風呂シーンとか女の子達がキャッキャッしてるシーンはただただ普通に可愛い〜のですが、ふと「ここはシャバじゃないんだ…」とハッとさせられる瞬間があります。特に単行本で読むと各話の間に取材協力者の雨宮さんのコラムが載ってるのですが、この元・受刑者の雨宮さんが教えてくれるリアルな女囚刑務所の事情を読むと「やっぱり自由って最高だな!」って思いました。いわゆる臭い飯と呼ばれる刑務所のご飯ですが、みんなで食べると美味しく感じるのはここでも同じだそうです。献立には袋入りのきな粉がよく出てくるらしいですが、ご飯にかけたり、味噌汁に入れたり、それぞれで美味しい食べ方を見つけてるのがちょっと楽しそうでした。なんかクセになる面白さがあるので2巻も早く読みたいです!

J.boy

このわかったようなわかっていないような感覚

J.boy
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

たまたま見つけたので買った。確か月下の棋士が終わった後あたりにビッグコミックスピリッツで連載してたと思う。今読み返すと主人公のJ.boyの言動が初期の氷室将介っぽい あらすじはちょっと説明できる感じではないが、裏社会のボスがとある理由から自分のクローンを作ってビリヤードで対決をする。 わかったようなわかっていないような読後感のマンガはいつ読んでもいいもんだと思う。 自分でもあまりにひどいあらすじだと思うのでWikipediaではどう書かれているのかを気になってみたがここまで情報がないのは初めてみたかもしれん https://ja.wikipedia.org/wiki/J.boy

嘘つきユリコの栄光

嘘つき女子中学生と"嘘の婚約者"の秘密の攻防戦 #1巻応援

嘘つきユリコの栄光
sogor25
sogor25
1年以上前

主人公は自己顕示欲の高い女子中学生・小石川百合子。 小学生の頃に「主役になりたい」という思いから嘘ばかりついて孤立してしまった彼女は、中学では失敗しないようにと思っていた矢先、入学後最初の自己紹介で同じクラスに大企業の御曹司・満月院家康がいることを知り、とっさに「満月院くんの婚約者です」と自己紹介してしまいます。 あまりにバレバレな嘘をついてしまって後悔の念に駆られていた百合子でしたが、当の家康はなぜかそんな百合子のことを面白がり、彼女の嘘に乗っかり婚約者のフリをし始めます。 この作品はそんな感じで、家康の婚約者として振る舞うために自信を嘘で塗り固めていく百合子とそれを面白がって悪ノリを仕掛けてくる家康との水面下の攻防を描いていく作品です。 婚約が嘘だと知られたくない百合子とそんな彼女を面白がる家康が婚約者のフリをし続けるという、謎の頭脳戦が繰り広げられる作品なんですが、単行本1巻を最後まで読むとそれまでとはまた違った物語が顔を出し始めるので、今後の展開には要注目です。 1巻まで読了

前科者

暗いのに

前科者
めるろはすじゅにあ
めるろはすじゅにあ
1年以上前

あえて人間のダークサイドをクローズアップする作品。 前科を持つ登場人物たちが、「負」の部分をさらけ出し、人間とは何なのかを読む者に問いかける。 そして、主人公の阿川佳代とともに、我々は悩むのである。 なので、基本スッキリしない。 1つのエピソードを読み終えても、必ずどこかに危うさが潜んでいる。 こう書くと、全然読みたいと思えないのに、なぜか読み進めてしまう。 不思議。 ドラマ&映画化されるけど、阿川佳代が有村架純だとかわいすぎるよねー みどり役の石橋静河はハマってる感あるけど。

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