心優しき"総合診療医"が異世界へと転生 #1巻応援
裏社会の闇に巻き込まれていく高校生たち #1巻応援
見た感じでは普通の高校生である静永 澪(しずなが れい)は、実は静永組というヤクザの組長の息子。 高校生として普通の日常を過ごしていた彼の元にある日、その父親である組長が銃で撃たれたという報せが入ります。 急いで病院に向かった彼でしたが、一命を取りとめていた父親から「お前を静永組 組長代理に指名する」と言われます。 この出来事をきっかけに、澪はヤクザの世界へと否応なく巻き込まれていくことになります この作品には澪の他にも彼の"世話係"である王賀 真純(おうが ますみ)や高校の友人である可愛(かわい)める など数多くの人物が登場しますが、その誰もが裏に何か抱えていそうな雰囲気を醸し出しています。 特に真純は澪に対して異常とも思えるほどの忠誠を示していて、その行動も謎に包まれています そんな登場人物たちの思惑にヤクザ同士の裏社会の抗争も絡む複雑な人間模様が、表紙の通りの美しい絵柄で描かれていく作品です。 1巻まで読了
ぶっきらぼうな言動とは裏腹な優しさと諦め
※ネタバレを含むクチコミです。
読むだけでも癒される
疲れたり悩んだり心穏やかでいられないときに、雑貨店とあるで美味しいスイーツを食べたら癒されるんだろうなあ。 いい人すぎるくらいにいい人な店長とクールなエチゴ君の人柄も素敵で、読むだけでも充分癒されます。 とあるを訪れるお客さんたちも魅力的です。 自分に自信が持てない面白女子高生しおりちゃんめちゃくちゃ好きです。 (しおりちゃん評においてはミソラちゃんに概ね同意だけど、ミソラちゃんは愛がストイックに歪んでてちょっと怖くなりましたね) 店長もエチゴ君もお客さんに踏み込みすぎることはないのに、大きな優しさで包んでいるからみんな心を開いちゃうんだろうなあ。 雑貨店とある、行けないけど読むことはできるので読者として癒されましょう。
少女から大人への揺らぎ…主人公の青春が甘酸っぱい
儚く美しい世界を描き続ける大島弓子先生の比較的初期の作品です 主人公は漫画家を目指しながら生きる女の子 クラスの同級生達が恋・恋・恋に明け暮れる中で ちょっと周りとは温度感の違う性格や感覚がとてもキュートです 子供から大人になる間の揺らぎ 大人のすることが何故かとてつもなく汚らわしく感じるような 少女の揺らぎにかけがえのない煌めきを感じます 触れると無くなりそうな世界観を描く大島弓子先生の作品はどれも素晴らしいです
Reスケバン刑事感想
原作より軽いタッチですが、イメージはそのままで悪くないです。一番のボスキャラの海づち麗己、楽しみです。原作よりかわいこちゃんですが、迫力ある。 サキとの死闘がどう展開されるか、みまもっていきたいです。ひさしぶりに原作も読み直してくらべてみたいとも思いました。
大阪のええとこの姉弟のドタバタコメディ
コッテコテの大阪人の生態を描いてるんだけど、登場人物に庶民がいないのが面白い。大阪の中心街からほど近い住宅街の数寄屋に暮らす姉弟達…バツイチで専業主婦の長女と建築会社で働く旦那さん、百貨店などのディスプレイの仕事をしている次女、レーシングチームのマネージャーをやってる三女、大学でバイオリンを勉強している末っ子長男、を中心とした個性的なキャラクターがたくさん登場します。セリフも手書きなのが最初は読みにくいな〜と思ってたけどそれも段々慣れてきますね。サライネス作品はどれも読んでいく程クセになります。あとキャラ同士を自然と恋愛に発展させるのが上手い!
セックスしたいだけなのに #1巻応援
性欲が強い人も、なにかと大変だと思います。男性であれば、性を謳歌する事がおおらかに認められる文化がある。それが女性であれば、とたんにモラルの奥に隠される。そんな女性の性欲が可視化され、さらに誰にも否定されないところが、この作品の第一の美点です(この言動が、性犯罪者男性の言い訳に使われかねない事には注意が必要)。 台湾人のT子は、自らの欲望に従って日本の男とセックスしに来る。1巻にして既に4人。 猪突猛進のT子。はっちゃけぶりと暴言に思わず吹き出してしまう。エロい事をガンガン言い、いつも発情している様子はコメディとして笑える。 対する日本人男性は、みなイケメンかつハイスペック。しかしここで面白いのは、T子がなかなか満足しないところ。 T子のやりたい事ははっきりしている。ただセックスしたいだけなのに……と言いながら彼女の欲求、フェチや性交の頻度等は独特で強固。しかしそれを満たすには「違う人間である」相手側と、互いの欲求を擦り合わせなければならないはず。そしてT子には、その視点は今のところなさそう。 彼女は社会規範から自由で、堂々と主張できる人なのですが、彼女の人生を充実させるにはそれだけでは足りないのだろうな、と感じるのです。 まだ1巻。最高の快楽体験のために、友人に色々突っ込まれつつ迷走するT子には何が足りていないのか……それは最後まで読まないと、わからないのかもしれませんね。 (なぜ日本なのかについては、フェチ的観点と台湾社会の点から語られます。外から見た日本は面白い!)
中学生の恋と愛と性のはなし
※ネタバレを含むクチコミです。
こいつはすごいパルプ・フィクション…! #読切応援 #推しを3行で推す
※ネタバレを含むクチコミです。
言葉の強烈な力…『言霊』ってこういう事だったんだ!
この作品は主人公の夢(バレエ)・恋・悩み等山岸涼子バレエ作品の鉄板を押さえつつも「テーマが全然違うところにある」と感じました 主人公の悩みはバレエの舞台でここぞ!という時に失敗をしてしまうという自分の性質 その自分の癖を克服するため、自己流の"ある事"をはじめます その"ある事"から彼女の心はどんどん… 最終的に彼女の中に溜まった想い"言霊"たちは… なんというか…読み終えた後 「そ…そうだったんだ!!!」 と生きていく上でとても大切な真理のようなものに気づきます 教科書や授業より絶対この方が伝わりやすいし 漫画ってやっぱり凄いな〜!と思いました。 世の中にこの作品の主人公のような考え方浸透したら もっとSNSやネットの社会も みんなが良くなるような気がする…等と読み返してしみじみしました。 (クチコミを投稿始めてまだ日が浅いですが必ず山岸涼子先生の作品を 推そうと思ってました)
怖いの意味がリアルな方で怖い…
山岸涼子作品は怪奇モノも随一の作品が多いですね。 その中でも私はこの短編集がお気に入りで怖くて好きです。 こちらの表題作品『押し入れ』をはじめとした短編集は それぞれが何処かに実際ニュースで目に触れるようなリアルな事を主題にしています その上で登場人物一人一人の『考え方』『モノローグ』がまたリアルで怖い! 自分のすぐ側でこんな物語が起こっているような全身の毛穴が開くような怖さがあります 山岸涼子の怪奇モノといえば『わたしの人形は良い人形』が恐ろしくて最高ですが、 それとは違うリアル路線での怖さを感じたい方へおすすめです (クチコミを投稿始めてまだ日が浅いですが必ず山岸涼子先生の作品を 推そうと思ってました)
美味しいパンを通して。
ホッと癒され、無性にパンが食べたくなる漫画。 パン好きとしては、たまらない内容で、お洒落な雰囲気も醸し出されている。 グルメ漫画を読むたびに思うけど、美味しいもの食べると元気になったり、食べ物を通して前を向くことが出来たり、本当に魅力的で不思議な力を持っているなぁと感じる。 移動車でパンを販売するミムラさん、お母さんに会えるのかな。 母子ストーリー、胸に響きます。
幽体離脱から始まる友達関係
友達のいない大貫さんが幽体離脱に気づいてくれたクラスの男子・相馬くんと体への戻り方を探す。 池辺葵っぽいら繊細な絵がエモくていい。
腐女子がイケメン男子にBL漫画のモデルを頼んだら…!?って話
※ネタバレを含むクチコミです。
ポンコツお姉さんキューピッドとドタバタ恋人探し
※ネタバレを含むクチコミです。
「エリアの騎士」コンビによるVR×サスペンス
バーチャル空間「64 TOKYO」の管理者である主人公が、VRと現実とでリンクして起こった殺人事件に関わっていくという話です。 前作「エリアの騎士」では本筋のサッカー以上にヒロインの"セブン"が人気を博していましたが、かなりタイプは異なるものの今回は知的なクールビューティーって感じでこれまた良き感じです。今回も原作は樹林先生ですが、ベテランが近未来を舞台にどのような味を見せてくれるのか楽しみです。
多様性かもしれない
この人の作品はハズレがない。絶対面白い。 くだらないことばっか言ってるおじさんが天使でもいいよね、天使かもしれないって思うとくだらないことばっか言ってるおじさんも愛せるよね。これこそまじでガチの多様性じゃん。 そんなメッセージ性こめられてるかどうかはわからないけど、面白いのでなんだっていいよね。 西村たまじ先生のアンソロジーが今いちばん読みたい。欲しい。
きっかけはなんであれ
おっぱい関係なく鈴木さん可愛くて魅力的だしおっぱい設定いる?って思ったけど、おっぱいの大きい小さいは乱数なのでまあ気にしないでいきたい……と思ったけどセイゴ君最後までおっぱいおっぱいじゃねえか。 とは言いつつ、ものごとを好きになるきっかけって意外とこんなもんかもなあと思う。可愛い可愛い鈴木さんじゃない人に誘われていたら釣りに出会ってなかっただろうし。 鈴木さんもセイゴ君の名前が違ったら興味湧かなかったかもしれないし。 新たな楽しみに出会えるのは素晴らしいことなので、きっかけはくだらなかったり下世話なくらいがリアルだしちょうどいいかもしれない。 最初は鈴木さんのおっぱいに釣られたけど釣り楽しいね!って話を本人に言えるくらいの関係性にまでなれてたらいいなあと思いました。
歪みの中で寄り添う二人 #1巻応援
仕事も生活も上手くいかずに絶望したOLは、勤務先の社長令嬢である16歳の少女に飼われる形で一緒に暮らし始める……という甘さを連想させるあらすじに反して、1話から不穏。 OL側の事情が明らかになるにつれて、物語はおかしな方向へ向かう。たった1巻で状況は大きく変わり、私は展開にビックリしながら、少女の血縁を巡る物語を追わざるを得なくなる。 警護の男性二人組はウザい程の圧力でOLにつっかかり笑いをもたらす。OLは不器用で嘘をつく事も出来ない誠実さ。何かを隠しつつ隠しきれない?OLを、捻くれているようで意外と真っ当な少女は試すように翻弄する。 この二人の距離感と共に百合的なのは、少女と叔母の関係……というか、叔母が一方的に募らせるある想い。ここには酷く歪んだ「姉妹百合」がある。 様々ないびつな思惑が、お互いを大切に想い始める少女とOLを翻弄する。事態は二人の本意とは少し違って進んでゆく。今後どうするのか……手錠無しで添い寝できる日が来るのを願って。
15ページとは思えない読み応えの海洋オカルト
画力がすごいしタコの生態を活かしたホラー展開が上手い。なにより最後のオチが素晴らしい…!! 漢字っぽい独自の文字と、二つの言語がダブってるフキダシの演出が最高にカッコよかった。どこかでなんらかの形で連載してほしい!
無口で不器用な研究者と妻の話
無口で不器用な研究者と妻の話。やっぱり浜田咲良先生の描く男女はいいですね。
釣りの入門
釣りやったことないけどおもろかったです
あたおか案件
さっき刺されたはずの傷がなくなってる、とかそういう細かいことは置いといて、ある男の真っ直ぐな狂気が描かれていくだけの今作。 4巻まで来て新展開となったが果たしてコレどうするんでしょうか・・・
この作品は、大学病院から離島に転勤することになった総合診療医・天海唯人が、赴任先での落雷事故の影響で異世界に転生してしまうという物語です。 もともと天海はいつ病院に呼び出されてもいいように禁酒をしていたり、離島への転勤も子供が生まれる同期の代わりを申し出てのことだったりと、とにかく他人思いな性格の持ち主 そんな天海が医療という概念すら定着していないような異世界に転生してしまうのですが、自身の信念に基づき、たとえ相手が人間ではない種族であっても、また、彼にとっての正当な治療がその世界の倫理観では認められないようなものであっても、目の前の病気や怪我に立ち向かっていく、そんな彼の正義感に惹かれる作品です。 また、原作の津田彷徨さんも現役の医師なのですが、奥付を見ると、各診療科ごとに合計8人もの医師の方が監修に入っていて、ファンタジーではありますが医療シーンの描写にもすごく力が入っている作品です。 1巻まで読了