うちの母は今日も大安

素敵で前向きで偉大なお母様 #1巻応援

うちの母は今日も大安
兎来栄寿
兎来栄寿
3ヶ月前

私がありまさんを認識したのは、Twitterで公開されていたこの本のChapter1 第1話にある 「アメリカで事故ってハッピーバースデーを歌ったうちの母」 でした。 アメリカのスーパーの駐車場でバックしていたら、ショートカットしようとしたおじさんと衝突してしまい烈火の如く怒鳴り散らされたものの、「It′s my birthday」というフレーズを聴き取った筆者の母君が店員さんたちと一緒にバースデーソングを歌うと途端に機嫌が良くなり謝ってくれたというほっこりエピソードです。 本書は、そんな素敵な母君様の心温まるエピソードや人生を生きる上で大切にしたいことが詰まった1冊です。 夫の仕事の都合で行った慣れないアメリカで、言葉が解らないときにどうやって英語を覚えていったのか。 介護でしんどくなってしまったときにどう対処したのか。 子どもが元気がなくて学校を休んだときにはどうしたか。 さまざまな、身近にあるシチュエーションで輝く母君の言動に読んでいて心が解れ前向きになっていきます。 バイクの免許を取ったりフルマラソンを走ったり、いくつになっても新しいことに挑戦し続ける気概や、実家での本格的な擬似縁日開催を全力で楽しむ様子を見ていると「人生の達人」と呼ぶのが相応しい気がします。 私もどちらかというと全力で物事を楽しむ方で、そこに一緒になって楽しんでくれる人が集まってくれることが多くて感謝しきりなのですが、母君様には似た気質を感じて共感します。 他方で、 「好きなものをちゃんと持っておく」 「自分の人生を生きなきゃ」 「そもそも人に謝罪と感謝を求めてはなりません」 といった言葉は、心に留め置いて大事にしておきたいものです。 ありまさんが母君様の言葉や存在によってどれだけ助けられ感謝しているかも伝わってくる内容でした。 心を前向きに持っていきたい方にお薦めです。これを読んで、人生を大安にしていきましょう。

君がいないと毎日は生きれない

彼氏が出来ても変わらない友情が今っぽい #読切応援

君がいないと毎日は生きれない
かしこ
かしこ
3ヶ月前

第94回新人コミック大賞の大賞受賞作。珍しく審査員全員が褒めてたので期待値を上げて読みましたがそれでも面白かったです。お互いに私生活がダメダメな時にSNSで知り合って仲良くなった2人の友情の話なんですが、出会った当初のリョナラーてるてるBOUZさんはシワシワのお婆ちゃんみたいだったのに、彼氏が出来た途端にめっちゃ可愛いギャルのビジュアルになるんだけど、2人の友情は変わらないところがいいですよね。あらすじにするとなんてことないんだけどちょっとしたところに遊び心があってよかったな。画力が高いから何でも描けそうだし次回作も期待値を上げで楽しみに待ってます!! https://bigcomics.jp/episodes/f08d91172856a

拝み屋横丁顛末記

みなさん、良い性格をしていますね

拝み屋横丁顛末記
ゆゆゆ
ゆゆゆ
3ヶ月前

幽霊やお祓いがテーマなのに、ドタバタコメディ。 登場するのは、おじさん、おじいさん、おばさんと呼ぶのは失礼そうな年代、学生の男女、幽霊。 キャラクターの年齢高め。ジジイ、多め。むしろ、おじいさん成分高し。 掲載頻度は違えど、10年以上連載されていたそうで、一巻と最終巻で顔が違う! 最終巻は線が綺麗、でも若々しさのない一巻のころも好きだな。多くのキャラクターは若くないのだし。 元拝み屋のおじいさんズ三人組が好き勝手をやって、大家さんに怒られ、横丁界隈では、唯一幽霊が見えない学生男の言動に癒される。 この流れがおおいのだけど、毎回おもしろく読める。 先代大家さんもむちゃくちゃでたのしい。 どんどんキャラクター(生者と死者)が増えていくので、お気に入りのキャラクターも作りやすいかもしれない。

わたしって害悪ですか?~お花畑声優厨の場合~

推し活の光と闇の相転移 #1巻応援

わたしって害悪ですか?~お花畑声優厨の場合~
兎来栄寿
兎来栄寿
3ヶ月前

推しを推す。 それは、人の営みの中でもとりわけ尊いものです。しかし、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。その行為や付随する感情も、行き過ぎてしまうとむしろマイナスに働いてしまうことが往々にしてあります。 本作は、新米声優・土岐野カエデ(23)を推す会社員・美花(26)の推し活の物語です。 初めてアニメで主役を得たことで、露出が増えファンも増えていくフェーズにあるカエデ。しかし、そうなると必然的にアンチの声も目立ってきます。 本作ではSNSや配信コメント、現場などにおけるアンチの描写がかなりしっかりと描かれており、非常にリアルです。美花は大好きなカエデの活動に支障が出ないよう推し活の延長線上として、そうしたアンチに対する″駆除″活動を行っていきます。ファンは原義を辿ればfunではなくfanatic。光と闇は紙一重です。 ただ正直、美花の行為自体はやり過ぎであるとしても、そこで生じるモヤモヤとした気持ちには誰かや何かを強く推した経験がある人なら大なり小なり共感できるのではないでしょうか。 また、美花のそうした行為が生じている原因のひとつに会社のブラックさがあるのは現代社会の暗部だなと感じます。他の人より仕事が早いと待遇は変わらないのに労働量が多くなるので、生産性を下げることが最適解となる矛盾。昼休みまるまる使っても愚痴を言い足りない部長。そこで溜めたストレスが、推し活での快楽をより大きいものにして依存性を高めてしまう。 そんな美花の愚痴を嫌な顔ひとつせずに聞いてくれて、推し活の応援もしてくれて、抽選にも付き合ってくれる友人のゆずちゃんのような存在は大事にすべきです。主人公が幸せになるのは難しいかもしれませんが、ゆずちゃんには幸せになって欲しい……。 推す熱量の軽さの割に美味しいポジションを確保していてモヤっとするまりんちゃんや、同担で戦友感のある蘭之介さんなど、味のあるサブキャラクターも豊富で今後も楽しみです。 推しは推しても害悪にはなるな、という反面教師的な役割を担ってくれる作品です。

星野くん、したがって!

最後まで読むと印象が変わる

星野くん、したがって!
六文銭
六文銭
3ヶ月前

タイトルどおり、主人公の星野くんが、書影の美少女田中さんの命令に従う。 星野くんも、別に拒否すればいいのだが、言いくるめられたり、謎にあらがえず田中さんの言うことを聞いてしまうのが基本の展開。 現作者が、男女二人組のお笑い芸人「パーパー」の男性のほうで、彼らのコントを見たことある人はわかると思うが、このコントの内容に近い感じをうけました。 つまり、女性側から無茶苦茶なことを言われても、なし崩し的に従ってしまうノリ。 セリフまわしとかも近い感じがして、彼らのコントが地味に好きだった人間としては、面白く読めました。 ただ、それで終わらず、田中さんがこの手の傲慢キャラにはない意外な設定で、家庭環境とか、文武両道じゃない具合とかがあり、それが中々予測不可能で良かった。 書影にもあるように、冒頭で泣いている理由も明らかになります。 最初は嫌な女性だなぁくらいな感想なのですが、最後まで読むと彼女の印象が変わるので是非最後まで読んでほしい作品です。 終わり方もすっきりしてますが、二人の関係は、、相変わらずなのかな。

若葉ちゃんはわからせたい!

わからされたい… #1巻応援

若葉ちゃんはわからせたい!
さいろく
さいろく
3ヶ月前

私感で恐縮ですが、どストライクでした。 運動が出来る八重歯の尖ったショートツリ目巨乳JKである若葉ちゃん。 幼馴染といるときだけショートっぽく無理やり見せているけど、普段のギャルっぽいののほうが普通にはウケがよい世界線なんでしょう。 だがこのやんちゃ感のある(表紙絵にもっとボーイッシュさを足した感じ)がたまらんですねー。 絶対BLになる世界〜の著者さんだったようですが絵がきれいで余白の使い方や構図や展開など、お手本のようなブレなさで、相変わらず素晴らしいなと。 絶対BL〜の方では男性モブキャラばかりがぶち抜きカットで出てくるので正直あんまり効果を感じてませんでしたが、ギャルでやってくれるの最高だなと。 最高です。よろしくお願いします。

バチバチ

バチバチ #推しを3行で推す

バチバチ
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
3ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も楽しみにして読んでいたが久しぶりに読み返したがやはり面白いな。当時は鮫島と空流の話にしか気にしていなかったが今回は、鮫島を取り巻く環境や石川、田上、大鵠あたりの良さの再確認した。 ・特に好きなところは? 鮫島と白水との勝負しかないね。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! やっぱり初代は何回読んでもいいね

うなじ保険

大人向けかもしれない平方イコルスン

うなじ保険
さいろく
さいろく
3ヶ月前

行間を読むのはもちろんだがなんなら見えてない前提まで読まないと全部を理解できない「もどかしさ」みたいなものを短編で植え付けてくるすごい作品。 基本的にはその他タイトルでも同様なのだけど、これはちょっとドキッとさせられる大人なテイストというか女子テイストというかがあって、そこともどかしさのコントラストが面白かったり良かったりする。

北斗の拳

ケンシロウの年齢知ってる?びびるよ

北斗の拳
名無し
3ヶ月前

ケンシロウが18才というのは驚き。 マンガは読んだことがなくても、TVで取り上げられたり、アニメの主題歌とか、スロットでも人気の台なので知っている方も多いのではないでしょうか? 超有名セリフ「おまえはもう死んでいる」とか「あべし!」とかも懐かしいですよね。 男くさく、絵もグロく、スケベシーンもあり、男性必見です。

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